最終更新: 2024-01-07 (日) 00:26:38
燃えるような赤髪は肩甲骨くらいまでの長さに伸ばし、左耳の前に一房の髪をリボンでまとめて垂らしている。大きめの明るい赤の瞳。
白いハイネックを着た上に茶系統の上着を羽織り、白の膝下丈のスカートを履いている。首にはネックレスをかけているが、とあるタイミングからブローチをネックレスにしてかけるようになる。編み上げブーツは茶系統。
とても穏やかな性格で、敬語で話す。人の感情に敏感で、読み取るのも上手い。また妙に頑固で、自身が譲れない想いははっきりと口にする。
トルシアーナ魔導学校の学生であり、ユキナの友達。
サエリと行動している事が多い。体が弱く、走るのも長くは持たない。
突然いなくなったアーク、レッドンを捜していてたまたまクーザンとゼルフィルの戦いに遭遇し、手を貸した事がきっかけで、クーザンの旅にサエリと共に同行する事になる。
治癒のスペシャリストで、癒やしの魔法を複数習得する。花を模した杖を持ち歩いている。
両親が戦死したのはとても悲しかったけれど、二人は最期まで自分達の役目を全うしていた。そんな両親を誇らない訳がないし、自分も誰かの為に役立てるような人間であれるよう頑張らねば。でなければ、両親の墓の前に立つ資格すらない。そんな思いを抱いているからこそ、彼女は常に誰かが困っていれば手を差し伸べる。両親のような医師になりたいのに、その手が届かない重傷患者を目にすると、持ち前の真面目さと責任感の強さが災いし、自分の力のなさに打ちひしがれる。
ディアニカリアと結ばれた方のアストラル=ハルシオンの血筋を受け継ぎ、彼の強い力によってもたらされる体への影響で、体が人よりも弱い。
両親は抗争に巻き込まれて戦死し、遠い親戚であるイオス=ラザニアルに引き取られた際に名字の『ハルシオン』を名乗るのを止め、イオスの性を名乗るようになる。
イオスとタスクの慈善事業に付いていく事もあり、その先で不注意により迷子になってしまい、犬型の魔物に襲われる。そこに現れたセレウグに庇われる形で助けて貰うが、彼に重傷を負わせてしまう。イオスに治療される彼を見て、どんな人も助けられる医者になろうと決意する。ユーサや両親の件と合わせて、これが彼女の意地の源となっているのは間違いない。
レッドンと出会ってからしばらくして、二人で見に行った流星群に紛れて落ちてきた石により重傷を負ったが、アストラルの意思により速攻で治癒される。しかし、その体の弱さにより《月の力》まで寄せ付けていると体が持たないと判断され、自身が知らぬうちに彼にアストラルの意思の大半は譲渡された。