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オンライン・ワールド

最終更新: 2021-08-25 (水) 19:46:19

初めに

※妄想主は割と多くのオンゲを題材とした物語を読んでます。結構ごっちゃに要素が混ざってる予感。

  • ブラッキーさん活躍するやつ
  • 死の恐怖さんのやつ
  • エンチャンターが主役のやつ

あらすじ

『ごきげんよう、人の子らよ。この世界の居心地は気に入って貰えたかな?』
 目を覚ますと飛び込んで来たのは、現実世界から隔絶された世界。星辰と石神の住人達は、果たして無事に現実世界へと帰還を果たせるのか。
「ギベオンの言葉は、全て真実です。《星喰い》に倒されれば、貴方がたの意識はアバターごと、永遠にデータの海へと漂う事となります。《星喰い》と戦うのであれば、それ相応の覚悟が必要となる、と私は考えます」
 白い貴婦人は、AIだとは思えない意志の強さをその双眸に宿らせ、俺達に言った。
「貴方がたは――覚悟を武器に、戦う事が出来ますか?」

登場人物

コウ

 蒼井達が保護した、《ナビゲーター》である小さなハムスター、ソウを連れた以外の詳細は分からない、謎の少年。
 《浄化:再構築》の力を有しているが、意図したタイミングで行使する事は出来ない。また、使う時は青年の姿に変わる事が確認されている。

蒼井悠斗

 電脳世界に意識を閉じ込められた、現実世界で生きる少年。電脳世界の初のレイド戦でコウを救出してから、現実世界に戻る為の勢力の筆頭として動いている。

オーブ

 異世界という名の電脳世界を守る自立型AI。なくなってしまったマスターキーを探しながら、電脳世界の平和を守るパトローラー達の元締めを担う。
 ギベオンが電脳世界に引き込んだ人間をこちら側から洗脳する為に、邪魔な浄化プログラムを破壊しようとコントロールパネルエリアを襲ったところを阻止したが、戦乱の中でマスターキーは忽然と姿を消し、行方を探している。
 浄化の力は行使出来ないが、阻止時の誤作動によって電脳世界に引き込まれたセイバー達を協力者とし、その際に戦う為の力として彼らの持つ星宝石に力を吹き込んだ。

ギベオン

 オーブそっくりの姿を模してるくせに、彼女と真逆の過激な性格をしている男。こちら側から現実世界の人間を洗脳しようとしている、ネットウイルス化した自律型AI。元はオーブと対を成す、星喰い達の発生を抑える役目を担っていた。
 現実世界のうつろ病の根源。こいつを倒すのは必須だが、最終目標ではない。

設定

異世界=電脳世界

  • 常夜の世界に見えるが、実はテクスチャ荒れ。地上から見ると、明るい点が点在している為、星空のようだと称する者もいる。
  • 盤上は四角形だが、中の町並みは星辰と石神の各エリアがパズルのように複雑に合わさっている。端にはどう足掻いても乗り越えられない巨大な壁(ファイアウォール)が立ち塞がっているが、実はそこが世界の端。
  • セイバー達は初めは「それは違和感のない普通の事」として刷り込まれているが、マスターの力が強まるタイミングで鍵が解かれたかのようにおかしいと違和感を抱くようになる。どんなに攻撃しても壊れない、通り抜ける事も出来ない。扉や門もない。空からはある程度の高さでエラー判定が出て、弾き飛ばされる見えない壁が発生するので、飛行能力があるセイバーで飛び越える事も不可。
  • 建物など破壊されたら、瓦礫として落下する途中でテクスチャになる。建物もテクスチャ荒れみたいな感じになってる。
  • 閉じ込められた現実世界の人々ではない、初めからそこで暮らしているかのように振る舞うNPCも存在する。

ゲームクリア条件

  • 星喰いなどが引き起こす歪み(セキュリティホール)を解消しながら、マスターキーを世界のどこかにあるコントロールパネルに持って行く事。
    • 好き放題出来るのに現実世界に戻ってたまるかよ!な勢力とその人物興味ありますねな勢力に追いかけられる事になる。ちなみにギベオンはマスターキーを手に入れて電脳世界から人間をコントロールしようとしてる。

ゲーム敗北条件

  • マスターキーを破壊される、またはギベオンに奪われる事。
    • すなわち、意識をゲーム内から現実世界に戻せず、永遠にデータの海へと漂う結末を辿る事となる。

マスター

  • セイバーとは異なる力を持つアバターの事。変身は出来ず、一部を除いて戦闘も出来ない。
    • 星喰いに干渉出来る力を持つ唯一の存在であり、セイバーのアバターに戦う力を与える権限を持っている。それが及ぼす効果の種類は違えど、数種は存在すると思われる。

マスターキーの存在

  • 電脳世界の中枢を担うマスターキーが服着て歩いてるようなもん、な自我を持った自立型AI。こいつがいれば電脳世界どうとでも操れるとかぶっ壊せるとかそういう危険物。
    • なのだが、見た目からでは現実世界の住人達のアバターと大して変わらず、判断が付けられない。
  • セイバー達はマスターキーである者を世界のどこかにあるコントロールパネルまで連れていければ現実世界に戻る事が出来る。が、それを快く思わない者達によって阻害を受ける事になる。
    • また、セイバー達を無事に元の世界に戻す為には電脳世界の消滅が必要=マスターキーの存在自体(つまりマスターキーの媒介となったAI)は消滅する。

セイバー達

  • 現実世界の自分達の街そっくりだが、どこか奇妙で常夜の光景に本能で「なんか違うな」とは感じている。
    • パソコン、スマホが何らかの異常を吐き出して脳を刺激されたとかで気を失い、気が付いたらこの世界にいた。気を失う前はさっぱり覚えてない。最初夢か何かだと思ってた者も、寝て起きても元の世界とは似て非なるものだから夢じゃないのだと悟る。

アバター=セイバーの体

 痛覚は微妙に痛いレベルでなくはない。が、致命傷を負うと現実世界の身体にフィードバックされて普通に死ぬ。このことはギベオンにより告知されているが、それが真実なのかは、電脳世界にいる者には分からない。
 アバターには大まかに職業(クラス)が割り振られている。大きく分けて、以下のように分類される。

  • 戦士系
    • 剣士などの、主に火力のある攻撃が得意なクラス
      • 蒼井悠斗、柱間黄太、風間葉一、山吹日明、村崎十織、リシア
    • 騎士などの、主に防御力に秀でたクラス
      • 紫上鏡一、暁宗谷
  • 魔術師系
    • 魔術師などの攻撃魔法を使うクラス
      • 戸帳夕紀
    • 施術師などの回復魔法を使うクラス
      • 雨宮優羽、神崎紅夜
    • 吟遊詩人などの《エンチャント》を付与出来るクラス
      • 生方すみれ、桜結衣

守護石

  • セイバー、すなわちプレイヤーとなる、ゲーム内に閉じ込められた人間は、全員守護石と呼ばれる石を装備している。装備枠ではあるものの、それを外したり、他に付け替える事は出来ない。変身する為に必要な触媒であり、それにそれぞれ相性がある為。

星喰い

  • バグの塊が化物となって現象化したもの。セイバー達によって壊す事は出来るものの、蓄積されると大きなバグとなって取り返しのつかない事になる。
  • 避けるにはマスターが必要不可欠。バグを纏った量によっては逆にマスターが消えかける。

エンチャント

 ゲーム中なのでバフ・デバフの概念があり、その中でも歌う・演奏する事により一定時間の間アバター能力が向上・敵の能力が低下するなど、影響を受ける。これを《エンチャント》と呼称する。
 バンドメンバー他、音楽に秀でた者達が変身した上で演奏をすると、攻撃・防御等のバフが付与されるか、敵にデバフがかかる。かかるまで何がどうなるか分からないが、歌のジャンルによってある程度予測は出来る。(例:Jポップ→味方の身体能力向上、バラード→敵の身体能力低下、など)
 ただし、歌っている・演奏している最中は演奏しているセイバーは無防備なので、援護が必須。