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ハル

最終更新: 2024-04-12 (金) 16:16:02

 

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人物

「よっ、セツカ! ……と、ロッカも」
「傲慢だと笑うなら笑えよ、オレはオレのやりたいことをするだけだけどな」
 
本名:金城 悠(かねしろ はる)
   またはハルディス=クリューソス
 
年齢:23歳
身長:179cm
誕生日:7月6日
一人称:オレ
二人称:お前


 双子に資金面で援助を行う、自身も貴族の生まれの青年。代々有能な医者を輩出している家の次男坊であり、自身も医者の資格を持つが、実家の意向には従う気が一切なく、藪医者のような立場で実家の近場の町に住居を構えている。

容姿

 金色の短い髪、前髪は左に分け目がある。後ろは短め。くすんだ緑色の眼で、目つきは細め。自称「ヒョロヒョロ」な割には普通の成人男性以上に筋肉はついている。
 七歩袖の緑色のシャツの上に白衣を肩にかけ、袖を腕には通していない。また、治癒術は使えるものの腰回りには治療道具を入れるポーチを下げている。

詳細情報

共通

 シルバーフィールドの家の事情を端的に知っており、そのうえで双子の持つシルバーフィールドの技術の革新に期待して投資を行っている青年。自身も貴族であり、初対面はまだ双子の家が存在していたころ。
 女好きでなにかにつけナンパをしている困った青年だが、久し振りに会ったセツカが思った以上に魅力的に育っていたため、会えば積極的に口説き落とそうとしてくる。
 ただ、阻止してくるロッカのことは表面上うるさそうにしているものの、実際には双子が互いを大事にしているのに気が付いているため、無下にするどころか気にかけている。必要があれば望んで手を貸してくれるうえに、医療方面でのシステム技術にも携わっていたシルバーフィールドの技術(禁忌の技術ではない、本当に人のために役立てられる技術のほう)を双子がまだ持ち得ていると知り、その知識に投資を行う、と提案するほどに根は良い人。そのため、基本的には誰しも距離を置くロッカですら次第に警戒心を薄めていき、最終的には絶対の信頼を向けるようになる。
 
 実家の貴族優先の方針に嫌気がさして家には帰らず、自身は勉強と称して医者を必要としているところに個人で売り込んでいる。将来的には、医者を必要としている人なら何者だとしても拒まない、自身の診療所を構えるという夢を持っている。
 そもそも実家を嫌うのは、方針として長いものに巻かれる舵取りをしがちなため、どうしても貧困層に対しての救いの手が望めないところにある。利他心の強いハルはそう言った治療の難しい人々に対して、また治療に絡まなかったとしても自身が何かの助けとなるのであれば、そうあるべく望んで奔走している。「何人たりとも助けを望む手を拒んでやるものか」と信念を持っており、それがSOSであればヒトであろうが幻獣だろうが、人外だろうが自分にできることはないか?と手を差し伸べる。見た目や軽薄な性格は、そういった一面を重く受け止められないための一種の処世術であり、実際に助けた相手に恩を感じさせないように軽く流すための姿。本来は別に女好きでもなんでもなく、誠実な青年そのものである。大変な見た目詐欺。
 医者の資格を有していることからも窺える通り、治療の術にも長ける。有事の際には助力を惜しまず、寝食を惜しんで救助に立ち回ることもしばしば。女性さえ絡まなければ優良物件だと揶揄する人間もいるが、本人はさして気にせず、自身の思うがままに動いている。また、貴族を嫌うが故にその相手には慣れており、あしらうことも得意。ただし内心では本心である優位性が滲み出た気持ちを抱いているため、その状況を強かに利用することも。
 双子に協力するのも前述の信念の延長で、かつてのシルバーフィールドの家により順風満帆とは言い難い双子の旅路を支援してくれる。貴族であり潤沢な資産があるとはいえ、決して安くはない資金を援助してくれている本当の理由は、貴族連中の考えを改めさせるための一手として双子を利用しようとしているため。――と口では言っているが、昔のよしみとして単純に助けてやりたい、と感じたという理由も存在している。
 
 ハルディスは幼少の頃より優秀であり、魔法の素質もかなり高かったことから、クリューソス家の者からの期待も厚かった。代々優秀な医者を輩出している一方で、その技術を依り代とした高慢さが原因で度々問題を起こす子息も存在している同家だが、その思想はどちらかと言えば支配者寄り。ハルディスが親族と異なり、ノブレスオブリージュとも称せる精神を身に着けた原因となったのは、幼少期に地元の街で起きた事件に発端する。その事件の際に実はコフィルスと顔を合わせているが、彼女が現在と異なる姿だったため始めは同一人物とは気が付かなかった模様。

所持武器

 杖と足甲。治癒系の魔法が得意。ちなみにヒーラーなのに、手も足も出るし割と喧嘩っ早い。
 

    • 最上位の回復魔法までを一通り習得するほか、ある程度の攻撃魔法も習得している(大体光や雷辺りの属性)。
    • 女性以外の回復をするときは面倒くさそうな詠唱をしているイメージ。逆に女性に対してはものすごく熱意が篭っている。
  • アンクレット(足甲)
    • あくまで杖が使用不可になった際の護身用に身に着けているが、相当足癖が悪いため割と威力がある。

関連人物

  • セツカ=シルバーフィールド
    • 会うたびにナンパを吹っかけているが、あまり本気にされることがない。
  • ロッカ=シルバーフィールド
    • セツカをナンパするのが日常茶飯事ため、警戒されている。とはいえ実力は申し分ないと認めており彼を無下にすることもなく、むしろ彼女と同じくらい気にかけている。
  • コハク
    • 二人とともに行動していると認識している。サクのことは喋るぬいぐるみのようなものだと思っている。
  • ユキハ
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  • コフィルス=グラウ
    • 十数年前、クリューソス家のある街で起きた出来事の際にひょんなことから顔を合わせていた間柄。
    • 「ヒトの力なんて神秘には大して作用しないのに、なかなかやるわね」の一言を受け(コフィ的には激励のつもりだった)、いつか再会したときに自信をもって否定してやると治療行為に熱意を持つようになったきっかけの幻獣。
  • シバ=リサーチャー
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  • タツキ
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現代絡み

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メモ帳

  • 双子の「銀」に対しての「金」ということで、名前や誕生日の花など大体のもので金色にまつわる何かの意味を持つ。

資料画像など