最終更新: 2024-01-07 (日) 10:14:17
「ボク、がんばる」
「オマエだって真っ黒じゃん、その手」
本名:冴白 または コハク
年齢:8歳(見た目)
身長:120cm
誕生日:12月21日
一人称:ボク/オレ
二人称:【コハク】キミ、おにいちゃん/おねえちゃん
【サク】オマエ、名前呼び
双子が出会った迷子の子ども。
頭に生えている獣の耳から分かる通り、ヒトとは異なる種族。
気弱な性格のほうがコハク、生意気なほうがサク。片方が人である時、もう片方は小さい幻獣の姿になっている。
人型は短い銀髪に、赤い瞳(赤と灰)。獣の耳は隠しておらず、またヒトのそれは見えていない。セツカにおさがりの帽子をもらってからはそれで隠すようにしている。見た目は8歳程度だが、同年代の子どもと比べると小さめで華奢な体つき。
獣体は一頭身の、耳が大きく手足が短い生き物。一番近いのはアルビノ種の丸っこいネズミ。
サクと主導権が入れ替わった場合、顔付きと言動が全く異なるため割と分かりやすい。
コハクは臆病で怖がりであり、猛禽類は無条件、自分より強い・大きな人間相手だと怯えてしまう。ただし、60cmの身長差のあるロッカは慣れたため平気。*1双子には懐いているがナツヤとは少し距離を置いており、面と向かうとぷるぷる震え出してしまうくらいには苦手。
主人格とは別に、『サク』という名を持つ人格が存在するが、その性格はとても好戦的。相互に存在を認知しているが、これは気弱過ぎるコハクを守り成長させる手段として、コハクの父親が形成させた人格となっている。そのためコハクのことを叱ったりするものの、決して悪い意味での言葉をぶつけたりはしない。
正体はとある町を守護していた神獣の子どもであり、げっ歯目のような容姿の幻獣。生まれて間もない*2ため、人間に換算して8歳前後の容姿を持つ。幼い姿とは言え人間以上、下手をすれば精霊よりも上位の力を持つ存在であるのは、ヒトと同じ姿を取ることが出来たり、自分とは別の存在として人格形成されていることから窺える。父から譲り受けた、神獣として大地を揺るがす程の神秘力はまだうまく扱えず、極力使用しないようにしている。万が一力を行使しようとする際には、元の姿*3に戻る。また、必要な場合は自身の姿を父と良く似た青年のそれに変化させたりもするが、中身は少年時のまま。
幼いとはいえ双子よりもずっと長く生きているため、時には双子でも知らない物事を彼らに教えることもある。
双方ともナツヤの正体を本能的に察知しており、コハクが怯えるのはそれが理由。サクはかかってこいやぁ!と真正面からやりあおうとする。
幻獣であり神獣の子どもであるため、本来であれば何かしらと契約しなければ人型にはなれないはずだが、コハクの場合、民の信仰心を受けた父親によってそれを実現させていた。サクに関しても父親によるコハク自身の情報の上書きであり、信仰がなくなった現在では消えるはずだった。だがその問題に関しては、ロッカに付いていくことで、彼の駄々漏れていてる精霊の力を適度にもらってそれを維持している。
六華と雪花、夏冶と一緒に暮らしている。学校には通っていないが、夏冶に勉強を見てもらっているため年相応程度の知識はある。
付き合いが長いので夏冶に対して怯えることはないが、たまに意地悪な物言いをされて面白がられている。
本来であれば天敵である蒼葉にもはじめは怖がるが、蒼葉側が他を喰うといったことに興味がなく、また地味な面倒見の良さを発揮してくれるため、次第になつくようになる。颯は一番歳が近い、良いお兄ちゃん。
ちなみにゲームは興味津々なため、年長者がやってる横で見ていることもあれば、サクが表に出て混ざっていることもある。