Top/遊星歯車は今日も惑う/キュウキ

遊星歯車は今日も惑う/キュウキ

最終更新: 2024-02-14 (水) 00:06:45

人物

「」
「」
 
名前:キュウキ
年齢:約650歳
身長:179cm(霊獣時は大体60cmと、元の生物の平均よりちょっと大きい)
誕生日:?
一人称:俺
二人称:アンタ
 
 黎明・朔月が分かたれる以前に生まれた霊獣。

詳細情報

概要

 風の刃を操ることの出来る、神格所持者ではないもののそれなりに力のある存在。
 古来より周辺を守護していた霊獣だが、日向たちの町では太古の昔に存在していた妖怪『鎌鼬』『テン』を始めとした様々な伝承と混同して伝わっており、町人たちの信仰や畏怖が本来では無力なはずの彼に様々な力を与えるに至っている。『キュウキ』という存在自体はいっそ土地神とされていてもおかしくはない、と厨二極まっている日向の同級生である悟は語る。町で起こる怪異の原因や騒動を片付けるのに動いていたのは、自身の力を保つために必要なものであった。双方の町(=自分の縄張り)で問題を起こす可能性のある者、あるいは起こした者に対しては容赦なく襲いかかる凶暴性も持ち合わせる。
 黎明・朔月のちょうど中間にある神社を縄張りとしており、本来の姿は、緑がかった白い体毛を持つイタチやテンといった複数の生物の特徴を持った動物で、人に化けることが出来る特殊能力を持つ。これは人々の伝承が伝わるうちに、様々な憶測や間違いが混ざりあった結果。また黒髪の姿はあくまでも人間に合わせたものであり、本来の人型の姿は、背中の中程までの長さの、体毛と同じ緑がかった白髪で、瞳の色も化身時よりは明るい緑色である。

戦闘能力

 「蒼葉」時と同様の戦術を好む。化身時とは異なり、力の加減も一切なく容赦ない攻撃を浴びせることも可能。

関連人物

  • 宵口颯
    •  
  • 曉日向
    •  
  • 白銀六華
    • ヴァルが連れてきた人間らしきもの。いわく「美味そうな匂い」がするとのこと。
  • ヴァル
    • 腐れ縁、悪友といった間柄。自身よりも上位の精霊だが、キュウキ的には扱いが苦手なタイプ。

ネタバレ含む情報

 同じく人ならざる者であるヴァルが、人の姿のキュウキ相手であっても「キュー君」と呼ぶのはこの正体からくるものであり、嫌がらせというよりは彼が「馴染み過ぎた故に今更変えるのが面倒」なのである。これに限らず何かと絡まれるため心底うっとおしく思っているが、普通の人間のように町に存在出来るのは、彼の生物に対する認識操作の能力による。そのため、邪険に扱うことの出来ない相手なのである。*1
 

メモ帳

  • 会ったことはないが、セクウィは天敵だろうなと思っている。(猛禽類とイタチ科だし)

*1 その代わり、気紛れで前述の意味の分からない通り名も盛り込まれており、いつかシメると思ってはいる。