最終更新: 2023-04-25 (火) 16:46:43
三種族の中で最多を占める種族。天使や悪魔の翼を持たないだけであり、魔法技術などを扱える優秀な人間も少なからず存在するものの、使えない者と比べると圧倒的に数は少ない。稀に魔力容量が膨大な者、魔力操作が得意な者、魔力とは異なるものを寄せ付けやすい人間が生まれてくる事がある。そもそも、ノウィング族自体が『羽根を有する種族など*1の血が衰えた結果、変換機構とする羽根を失った』種族の為、何らかのきっかけでそれらの潜在能力が目覚める可能性はある。また、一説には『神が羽根のない種族を生み出した』ともされているが、何の根拠もないこちらについては一部の勢力が声を上げているだけ、と取られている。
羽根を持つ者を異端とする文化こそあったものの、最近ではそういった声も目立たなくなっている。だが少なくなっただけで、なくなっている事はない。
白い鳥の羽根を持つ種族。普段は周りに見られないようにする事も可能だが、魔法を使う際に、媒介として可視化される。
白い羽根自体は魔力の変換機構としても活用され、波長は比較的緩やか。主に光の魔法や、治癒の力へと変換するのに長けている。長けているだけで、強力な攻撃魔法が使えないといった事はない。逆に闇の力へと変換する能力は低く、失敗する事が多いと言われている。
黒い蝙蝠の羽根を持つ種族。普段は周りに見られないようにする事も可能だが、魔法を使う際に、媒介として可視化される。
黒い羽根自体は魔力の変換機構としても活用され、波長は激しく波打っている。主に闇の魔法、それも攻撃力強化へと変換するのに長けている。一応、治癒魔法を使える悪魔もいるとかいないとか。
古代に存在し、時代が進むにつれてその存在を消し去った種族。主に、人間達に溶け込む為の仮の肉体を持つ、神と呼ばれる者達を指し示すが、神に関わる者達をそう示す事もある。明確な区分けがされていないため、人によっては○○を神族とする、しないなどの論争が起こるなどしている。
《大いなる意志》と共に生まれた、《大いなる意志》に生み出された、など、その発祥については諸説ある。いずれも役目を負っており、それに対して忠実に動いている。
ノウィング族を基準として、異質な力を持っていたり、人外的な容姿を持っていたり、と明らかに動物的な姿を持つ怪物達の事。彼らは理性そのものも存在せず、相手がノウィング族であろうが天使であろうが悪魔であろうが、見境なく獲物と思って襲い来る。
ノウィング族を基準として、人外的な力を持っている事については魔物と同様。異界の住人ではあるがこちらは知能が人間並、もしくはそれ以上を有する者達であり、理性もある者達である事が多い。
それぞれ属性を冠しており、その属性に特化した力を使える事が多い。基本的に契約を交わさなければ力は貸してもらえず、交渉に失敗すれば命の保証はない。
精霊と契約を交わした、精霊に呪われた、など、善悪関係なく深い結び付きがある人間であれば、当人が死亡の後再び世界に舞い戻ったとしても、その契約・呪いは有効とされる。その継承がなされている家の者は、基本的には召喚師の家系として名が挙げられる。
また、契約主が死亡したとしても元の世界に戻らず、契約主の願いに従い、主が戻るのを待つ精霊も存在する。こちらについては、契約主と精霊の信頼関係が余程高くなければ不可能である。