最終更新: 2024-01-07 (日) 00:19:00
水色の癖のある短髪と、切れ長の若干青が混じった薄緑の瞳。
寡黙な性格をした青年。知らぬうちから自身の中に巣食うリヴァイアサンの力を恐れ、人との関わりを必要最低限にしか取ろうとしないところがある。他の仲間の名前を頑なに名字でしか呼ばないのは、無意識のうちに壁を作ろうとしているため。
武器である本は通常時は白紙だが、《月の力》を注ぐことであぶり出しのように古代の言葉が浮かび上がる。表紙の絵柄は三神が対峙している様子が描かれており、言葉自体も三神の争いを元にしているかもしれない、とはイオスや、本を神の遺品と祀っていた琉の集落の民の談。
ソルク出身であり、琉大陸のとある集落出身の妻と、小さな子供トワがいるのだが、危険に巻き込む訳にはいかないと自身に起きている現象について原因を探し求める旅をしている。
元々はソルクのゲート監視員として剣士をやっていたが、ふとした時にリヴァイアサンが召喚出来るようになってしまい、制御する力を得るために召喚師にクラスチェンジし、琉大陸のとある集落に祀られていた《遺産》である本を半ば強奪するかたちで手に入れている。レンには犯罪者と言われている。*1実態は妻であるイノリが彼自身の事情を知って手引きをしており、最終的には集落の長にも彼女を通じて所持を認められている。
《月の力》の包容力が高く、それ故に過剰に受け入れてしまうと、自分の意思に関係なくリヴァイアサンが出現してしまう。そのため幾度か事件を起こしてしまっており、故に生来の人付き合いの不得手さも相まって、人との接触を最小限にしようと努めている。