星影

最終更新: 2021-08-23 (月) 23:00:30

概要

　約四尺程度ある、大黒家に代々伝わる家宝。過去に、やがて再び動き、混乱に陥れるであろう祖の神への対抗手段として大黒家の祖先が祖の龍から賜った鱗（星宝石）を用いて鍛刀されたもの。
　素材が素材である故に、鍛刀はとても難しいものであったそうだが、現在は異世界でなく現実世界でも、斬れ味の良い刀とされている。
　大黒翡翠が所持していたが、彼の死後石神珠子が彼の実家へと返却した。
　彼が存在しない勇愛世界でも大黒家は存在しており、長である大黒寧人が所持者となっている。ただし持ち出されるような事はなく、本家に来ていた美玲夏名里が一度だけ祖父に見せてもらった事がある他、神秘の頃と同じ場所に保管されている。

刀剣にて

　2205年、女審神者の本丸は、本人の記憶から形作られた強い想いが残る場所を表している。そこは広い日本家屋であり、広い部屋にとても大事そうに飾られている大太刀が、変わらず存在している。
　三日月宗近のような、神としての面が強い刀剣であれば『強い力を持つ刀である』と感じ取れる程には異質なものであるらしい。付喪神が宿っていてもおかしくない年月は経っている。