最終更新: 2024-01-07 (日) 00:18:30
オーシャンブルーの長めの髪に、同色の濃い瞳。目つきは普通。耳は髪であまり見えないが、ピアスを数個している。うち一個は兄から渡されているもので、その片割れはクーザンにも渡されている。
青系統のツナギを腰まで着て、袖を腰元で結んでいる。上は黄色系統のシャツ。
面倒見の良い性格で、クーザンの幼馴染であり、鍛冶師を志す少年。ある意味では、もう一人の幼馴染であるユキナと二人の同い年の保護者ポジションである。過去にユキナに好意を寄せていた事があるが、今では二人の関係を眺めて楽しんでいるフシがある。
一方で、彼は頑なに自身の家庭環境の話を幼馴染にすらしなかったとされているが、これは後述の人物により『話すべからず』と暗示をかけられていた……のかもしれない。
クーザンとユキナ、二人の幼馴染として存在していた。両親と兄という家族はいたものの、一緒に過ごした時間は幼馴染達の方が長い。
クーザンが突然引っ越した時は、両親を説得しユキナと共に追いかけてくる形で転校した、となっている。
幼い頃に、「俺の作った剣で、クーザンがグローリーさんを倒すんだ」という幼いながらの約束を交わしていた。また、一時期ユキナに恋愛感情を抱いてはいたものの、「二人を見ている方が楽しいな」と諦めた事がある。
『名もなき精霊』
まだ生まれたばかりであった精霊は、自身の身を守る術を持っていなかった。危機に瀕してしまった際にカイルに助けられ、彼やディアナと交流しているうちに心が成長し、「いつか自分が助けてあげられるようになりたい」と思うようになっていた。
記憶がなくなっても、他の誰になろうとも構わないから、自分を助けてくれたあの青年の力になりたい。そんな想いをヴァルに告げ、ならばとそれまでの『記憶』と引き換えに、『人間』として存在出来るようにして貰ったのだった。