カテゴリー: 二次創作

二次創作置き場

【銀魂】紅桜4

「キヒヒ……桂と綺麗なネーチャンがいるぜ」 「ホントに桂だァ~」 「お前桂な。オレの獲物はネーチャンだ」 「天人……!?」 私達が立っていた入口の屋根。そこに、猿と豚がいた。 明らかに人間とは違う生物のこいつらは、桂が言… Read more »

【銀魂】紅桜3

「凄い綺麗な髪だなぁ。良いなぁ」 「…………」 「触って良い?」 「……怖く、ないの」 「え、何で怖いの。何もしないでしょ」 「…………」 「えいっ」 「わ!?」 「ふわふわ~。気持ち良い」 「おい、スオウ……ソイツ困っ… Read more »

【銀魂】紅桜2

「大丈夫? 怪我」 自分で斬られた腕を手当していると、退が気遣うような言葉を投げ掛けてきた。私は口にくわえていた包帯を放し、「まぁ一応」と返す。 「なら良いけど。スオウって無茶ばかりするから、気が気じゃないよ」 「それは… Read more »

【銀魂】紅桜1

「桂の居場所?」 私の反芻した問いに、目の前の二人と一匹(?)が頷いた。 私は今、日課と化した見回りの真っ最中。相方のはずだった総悟は相も変わらず逃走し、見付けたらただじゃおかないと気合いを入れてやっている所だった。気合… Read more »

【銀魂】銀時と

カンカンカン。 今日は珍しく仕事があった。俺は馴染みの大工のジジィの頼みで、屋根の修理をしていた。 ぶっちゃけタリィったらありゃしねぇ。適当に終わらせて引き上げるか、と顔を上げる。 と、何故か目の前の資材が転がって今正に… Read more »

【銀魂】土方と

「紅スオウ。よろしく」 俺達の前に現れたのは、女にしては背が高く、燃えるように紅い髪を持った女。隊長以降クラスが身につけられる隊服を身に纏い、無愛想に自己紹介を口にした。 「という訳で、これからスオウちゃんが真選組に入る… Read more »

赤と青

「暁!」 「おぉ、悠斗!? 何お前までこっち来てんだよ!?」 「お前が馬鹿やってるからだろ! 全く、お陰で作戦が台無しだ……!」 言いながら、悠斗が剣を構える。 気が付けば、周囲には星喰いの群れ。ここから生還するには、道… Read more »

【注意】見荊

見嶋千里の興味の対象は、後を絶たない。 それは時に特定の人物だったり、敵であるはずの存在だったり、果ては世界そのものだったり。時には危険を顧みず、ひたすら“知識”を――いや、その更に先を追い求めた… Read more »

はぐれちゃった村崎君

「はぁ、はぁ、はぁ……!」 忙しなく呼吸をしながら、肩越しに背後を見やる。 夥しい黒。まるでオイルの流れ出した海のように、だがそのどれもが蠢くようにこちらを見ている。 星喰い――だがこれは、まだ雑魚と言える強さしか持たな… Read more »

はじまりのとき

目を開ければ、そこは夜だった。 幾多の輝く光こそあるが、それらはぼんやりとしていてはっきり見る事は出来ない。明かりはあるのに暗い、と感じるのも妙な話だ。 いつからそこにいたのか、何処から来たのか。 全く、思い出せない。 … Read more »