タグ: 蒼井悠斗

断章 ver.3

コウが自分の正体を知りました。の後    ■   ■   ■ 「うわ……!」 まずい。セイバーを連れていない。 一人で考えたくて護衛は要らないと言った自分を軽く呪いながら、セイバーがいなくても浄化をする為に、接近する方法… Read more »

断章 ver.2

目を覚ますと、そこは見知らぬ建物の屋内だった。 体をゆっくり起こすと、少し痛みが走る。けれど、動けなくなるレベルではなかった。 ぼんやりする頭で、自分は一体どうなってしまったのだろうかと考える。 一人ゴルドゴーグと対峙し… Read more »

蒼井悠斗絆シナリオ

蒼井君の親愛会話に文つけただけ 最後やっつけ感すごい (最初期のを再録)    ■   ■   ■ 永遠の闇と星が広がる空。 俺とマスターは、ただただ言葉を発する事もなくそれを眺めていた。 嫌に眠れない夜だった。 現実世… Read more »

クリスマス時期SS2

世間はクリスマス。 赤い衣装を着た人間や、男女が連れ立って右往左往する商店街はいつもより騒がしい。 街に溢れるネオンを恨めしく睨みつけながら、俺こと蒼井悠斗は大きな溜息を吐いた。 「何でよりによってこんな日に……」 「仕… Read more »

穏やかな時間を

浄化の作業は休みだ、と誰が言ったか。 目をぱちくりとしながら意味を図りかねていたコウは、だが反論の余地もなく、問答無用で暇な時間を過ごす事を強いられていた。 「……暇だ」 一体どこから調達してきたのか、セイバーが持ち込ん… Read more »

クリスマス時期SS

「真っ赤なおーはーなーのー、トーナカーイさーんーがー」 「……お前、よく歌う気になるよな」 目の前を歩く腐れ縁の少年に、呆れた表情で声をかける。同時に吐き出された吐息は白く、寒さを感じて首元の青いマフラーを引き上げた。 … Read more »

決戦前?

マスター 「荊棘さん、悠斗」 荊棘 「はい、何でしょうか。言っておきますが、私はマスター様から離れるつもりはありませんよ」 マスター 「……主の厳命でも?」 荊棘 「もちろん。この身朽ち果てるまで、主人の傍に仕え共に歩む… Read more »

覚悟の先の

火蓋は切って落とされた。 飛び交う銃声と罵声。 煌めく超常現象と閃光。 それら全ては、力を得たセイバー達による所業だった。 ストッパーがなくなれば、いとも簡単に崩れる均衡を保っていたのは―― そもそも、自分達にこの非科学… Read more »

【荊マス】抑えきれない

「マスター様、デザートが出来ました」 「ありがとー。今日は何ー?」 「チョコレートワッフルです」 おやつ時の時間帯。 本日の、拠点護衛の担当は荊棘従道のみである。一応学生達はいつもより早く来れるらしいが、今のところまだ姿… Read more »

闇に堕ちた光02

「悠斗、」 「他人には理解出来ないと思うし、昔の俺ならこの選択を選ぶ事はなかったさ。けどな、俺は……それでも、助けたいんだよ。俺達のマスターを」 ぎっ、と歯を食いしばり、蒼剣を持つ両手に力が込められる。 「突然現実世界か… Read more »