カテゴリー: 星宝
ぐるさん宅秋春さん 植木san宅希望さん まかさん宅昴君 お借りしました。 ■ ■ ■ 「峰秋春だ、よろしくな」 「俺は大黒翡翠」 「私は美玲夏名里よ、よろしく」 「おう、大黒に美玲ちゃんな。……で、… Read more »
「っ--!!」 ざく、と肉を切る嫌な音がした。 だがそれを受けたのは俺ではないし、隣にいる紫上先生でも、荊棘さんでもない。陽世もそんな様子は見られない。 じゃあ、と残った最後の可能性に、俺は肝が冷える思いがした。だって、… Read more »
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「コウさん、大丈夫ですか?」 「ああ、なんとか」 莉結が膝をついたコウを気遣い、返ってきた答えに頷く。 彼は特殊な生い立ち故、星宝石の強大な力に当てられてしまったのだろう。ぎこちなく笑顔を浮かべながら立ち上がる姿も、どこ… Read more »
「だからー、何で君達はいつもいつも怪我を拵えて来るんですか!」 「あはは、ごめん雨宮先生」 拠点に戻ると、迎えてくれた雨宮先生――僕や暁先輩から見れば他校の先生だけど、そう呼んでいる――が僕達の格好を見るなり血相を変え慌… Read more »
「――せいっ!」 閃く一閃。 僕の剣の切っ先は外れる事なく目の前を切り裂き、星喰いはボロボロと崩れ落ちた。 チン、と剣を納刀すると同時に、背中に感じる衝撃。 でもこれは星喰いではなく、仲間の――暁宗谷の拳だった。 「カッ… Read more »
コウが自分の正体を知りました。の後 ■ ■ ■ 「うわ……!」 まずい。セイバーを連れていない。 一人で考えたくて護衛は要らないと言った自分を軽く呪いながら、セイバーがいなくても浄化をする為に、接近する方法… Read more »
目を覚ますと、そこは見知らぬ建物の屋内だった。 体をゆっくり起こすと、少し痛みが走る。けれど、動けなくなるレベルではなかった。 ぼんやりする頭で、自分は一体どうなってしまったのだろうかと考える。 一人ゴルドゴーグと対峙し… Read more »
「俺は、アンタのような人の命をなんとも思っていない奴とは違う!」 拳を握り締めながら激昂するマスターに、だが灰敷は然程動じていないようで、面倒くさそうに口を開く。 「……何を仰られているのですか? 私と貴方は、兄弟と言っ… Read more »
時間の感覚など感じられない世界で、時計の短針が丁度真上を向いた頃。 黒冬は自身のマスターである莉結と、メメを連れて、繁華街の一角にあるビルの入り口に立っていた。隣で莉結が「荊棘さーん! コウさんちの荊棘さーん!」と大きな… Read more »