白銀のスノードロップ のバックアップ(No.35)


本編

掲載場所

あらすじ

 冬の街。そこは、シルバーフィールドという名を冠する貴族の技術により、多様な発展を享受していた。しかしその家は、裏にも様々な秘密が存在していて――。
 これは、幼い双子がふたりで生きるきっかけとなった物語。

登場人物

シルバーフィールド家

同行者

精霊

世界観解説

文化基準

 機械文明が徐々に浸透していっている。スチームパンクとサイバーパンクが合わさり、半分になった感。
 双子は機械専門の修理屋として、精霊の主を探しながら世界を転々とするようになる。

シルバーフィールド家

シルバーフィールド家

冬の街

 シルバーフィールド家がある、ほぼ通年雪に覆われた街。家は郊外にあるが、同家の恩恵を多大に受けており、深い雪の中でも普通に生活出来るような技術が使われている。
 一月だけ雪が降らない季節があり、それは《祝福の月》と呼ばれ、様々な利益がもたらされる。

ニヴァリス

 元ネタはタイトルにもある「スノードロップ=待雪草」。
 冬の街で好まれている花。これを目印にして、精霊が冬の街に祝福を与えてくれる(=《祝福の月》)と信じられている。

執行者

 冬の街で最近噂になっている話。『神に代わり話を聞いてくれる使者』といった存在と認知されている。

貴族章

 貴族の中でも選ばれた家のものだけが与えられているという、小さいチェーンにペンダントトップが付いたもの。身分、家名が刻まれている。
 ロッカとセツカは既に没落した貴族の嫡子だが、回収するという連絡を受けていないためしばらく失念しており、旅を始めてからもそのまま首にかけている。
 双子の他、ハルも自分の家のものを着けている。

ネタバレありの軌跡

!!注!! ネタバレ配慮なし
 

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~旅立ち

~コハク合流

~ハル合流

〜タツキ合流

~道中

~旅の終わり

年表

8歳ロッカがユウによって研究の被検体として扱われるようになる。
10歳ロッカは相変わらず体は弱いままだが、ヒトではない何かの声が聞こえるようになっている。
セツカはこの段階でユウから家を継ぐのはお前だと告げられている。
世話人兼教育係として、本来来るはずだった人物に成りすましたナツヤが家に紛れ込む。
11歳ロッカに対する研究は続いており、精霊の力が彼自身を侵食している状態。
セツカは何も知らないままロッカとともに家を継ぐための勉強が始められ、教育係としてナツヤが割り当てられる。
12歳ヴァルによってシルバーフィールドの家が暴かれる。
ナツヤの助言もあり、しばらく冬の街を離れて旅をすることになる。
13歳故郷から少しばかり離れた地にてハルと出会う。このときハルは18歳。
16歳立ち寄った町で人ならざる者に襲われるが、コハクに助けられ対話する。
コハクを交えて旅を再開する。
 (思考中)
17歳ヴァルと対峙。

*1 なお、この武器は特殊な力で刻まれているため人間には認知できないヴァルの刻印が刻まれている。これはほとんどの精霊なら感知出来る所有印に似たものであり、手を出そうと思う精霊はほとんど存在しないのだとか。
*2 大体キャンピングカー6人乗りくらいの大きさ。簡易キッチンと工房、ベッドが備え付けられており、運転は双子が改造したオートパイロット式。