タグ: ジュエルマスター(叡智)

蒼井悠斗絆シナリオ

蒼井君の親愛会話に文つけただけ 最後やっつけ感すごい (最初期のを再録)    ■   ■   ■ 永遠の闇と星が広がる空。 俺とマスターは、ただただ言葉を発する事もなくそれを眺めていた。 嫌に眠れない夜だった。 現実世… Read more »

穏やかな時間を

浄化の作業は休みだ、と誰が言ったか。 目をぱちくりとしながら意味を図りかねていたコウは、だが反論の余地もなく、問答無用で暇な時間を過ごす事を強いられていた。 「……暇だ」 一体どこから調達してきたのか、セイバーが持ち込ん… Read more »

荊棘さんと光君※メモ

「荊棘従道……」 目の前に立つ少年は、確かにそう口にした。 何も感情が篭っていない、ただただ無意識に口についたように見えた。 「荊棘さんを、知っているのか?」 驚いた顔で、蒼井が問いかける。 そこで初めて、彼は眉間にしわ… Read more »

終結世界(白夜さんとコウ)

「ここが、終着点、か」 「うぇ?」 果てしなき青が周囲を包む、広大な空間。 そこに座っている唯一の人間に、俺は声をかけた。 彼とも彼女とも取りにくい相手は、自分の他に誰もいないと思っていたのだろう――振り向き、目を丸くさ… Read more »

決戦前?

マスター 「荊棘さん、悠斗」 荊棘 「はい、何でしょうか。言っておきますが、私はマスター様から離れるつもりはありませんよ」 マスター 「……主の厳命でも?」 荊棘 「もちろん。この身朽ち果てるまで、主人の傍に仕え共に歩む… Read more »

Destroyer03

いちち……油断した。 力の入らない腕を庇いながら、左手の銃を構える。もう一方のそれはどこに吹っ飛んだだろうか、後で回収しておかねーとなぁ。 コウの奴も頭に血が昇ってるし、マズいっちゃマズい。 その上、俺やあいつらだって体… Read more »

Destroyer02

「…………何て言うか、悠斗」 「何だばかつき」 「すみませんでした。堕ちたオレが馬鹿でした。反省します」 頬を赤くした暁が物言いたそうに俺の名を呼んだので、僅かに声のトーンを低くして応える。 こんなのねぇよ、と不服の声を… Read more »

Destroyer01

「蒼井が落ちたって、どういう事だよ!?」 開口一番、セイバー達が集まっているここに戻ってきた柱間が言った。 今この場にいるのは、奴とマスターに付き従う執事、堕ちていた状態から回復したホストと風間、そして陽世新芽と俺。その… Read more »

Puppeteer02

「おい、陽世!! 呆けてんじゃねぇ!!! 黒冬、おめぇも立ってねぇで手伝え!」 マスターの危険はとりあえず何とかなったみたいだが、俺達の周囲にはカオスグリフォンが密集し、陣形が崩されようとしている。 睨み合ってる場合じゃ… Read more »

Puppeteer03

「目を覚ませ、この馬鹿野郎!!」 幾度目かの、剣と拳のぶつかり合い。 鋭利な刃物と、グローブを嵌めているとはいえ生身での衝突。不利なのは明らか暁の方だが、それを補って余りある攻撃力に俺は苦戦していた。 全体重を載せたスト… Read more »