ハル のバックアップ(No.4)


 

人物

「よっ、セツカちゃん! ……とロッカ」
「オレは藪医者みたいなもんだからなぁ」
 
本名:金城 悠(かねしろ はる)
   またはハルディス=クリューソス
 
年齢:23歳
身長:179cm
誕生日:
一人称:オレ
二人称:お前


 双子が出会う青年。代々有能な医者を輩出している貴族の次男坊であり、自身も医者の資格を持つが、実家の意向には従う気が一切なく、藪医者のような立場で実家の近場の街を転々としている。

容姿

 金色の短い髪、前髪は左で73分けにしている。後ろは短め。
 くすんだ緑色の眼で、目つきは細め。
 

詳細情報

共通

 シルバーフィールドの家の事情を端的に知る者。自身も貴族であり、過去に一度だけ双子とは顔を合わせている。
 女好きでなにかにつけナンパをしている困った青年だが、久し振りに会ったセツカが思った以上に魅力的に育っていたため、会えば積極的に口説き落とそうとしてくる。
 ただ、阻止してくる兄のことは表面上うるさそうにしているものの、実際には双子が互いを大事にしているのに気が付いているため、ロッカを無下にするどころか気にかけている。必要があれば望んで手を貸してくれる、根は良い人。
 
 実家の貴族優先の方針に嫌気がさして家には帰らず、自身は勉強と称して医者を必要としているところに個人で売り込んでいる。将来的には、医者を必要としている人なら何者だとしても拒まない、自身の診療所を構えるという夢を持っている。
 そもそも実家を嫌うのは、方針として長いものに巻かれる舵取りをしがちなため、どうしても貧困層に対しての救いの手が望めないところにある。利他心の強いハルはそう言った治療の難しい人々に対して、自身が救いの手となるべく望んで奔走している。「何人たりとも救いを望む手を拒んでやるものか」と信念を持っており、それがSOSであればヒトであろうが幻獣だろうが、人外だろうが手を差し伸べる。見た目や軽薄な性格は、そういった一面を重く受け止められないための一種の処世術であり、実際に助けた相手に恩を感じさせないように軽く流すための姿。本来は別に女好きでもなんでもなく、誠実な青年そのものである。大変な見た目詐欺。
 医者の資格を有していることからも窺える通り、治療の術にも長ける。有事の際には助力を惜しまず、寝食を惜しんで救助に立ち回ることもしばしば。女性さえ絡まなければ優良物件だと揶揄する人間もいるが、本人はさして気にせず、自身の思うがままに動いている。
 
 双子に協力するのも前述の信念の延長で、かつてシルバーフィールドの家により順風満帆とは言い難い双子の旅路を支援してくれる、いわばパトロンのような立場。

所持武器

 短剣と杖。治癒系の魔法が得意であり、短剣は護身用に持っている。
 

関連人物

現代絡み

メモ帳

資料画像など