人物
長い髪をひとつに結び、女性にしては鋭い目から濃い紫色の瞳を覗かせる。
サバサバした性格で、姐御肌。
詳細情報
概要
関連人物
- リレス=ラザニアル
- 体は弱いし、すぐ人を信じるし、そのくせ見た目に反して頑固者だし、とにかく放っておくと駄目な気がしている親友。もう少し自分の事を省みて欲しい。
- アーク=ミカニス
- 倒れていた彼を拾った本人でもあり、ある意味少年の名付け親でもある。弄るのが楽しい。
- レッドン=オブシディアン
- あれだけ好意を顕にしておきながらリレスほっぽってどこ行ってるのよこの人でなし!と若干の喧嘩状態。
- クロス=セイノア
- 悪魔族の同胞。最初こそそりが合わず喧嘩腰だったが、やがてアンタも難儀ね、と彼の事を認めて行く。
- ゼルフィル=トラスン
- 同じ悪魔族ではある*1が、何かが自分とは違うような気がする、と警戒する相手。
- スウォア=ルキファー
- 敵とはいえ、悪魔である自分から見ると、非情になり切れていない部分が見え隠れしている。素直になりなさいよと面と向かって口にした。
過去
ゼイルシティ周辺で起こった、心無いノウィング族達相手の抗争により、種族間の和解を試みようとしていた父親を喪っている。それにより、かつては父親の恨みも込めて「悪魔族以外は敵」と思っていたのだが、ノウィング族であるリレスとの出会いによりその考えは払拭される。
実家に住んでいた頃は欠かさず父への葬送の花を置きに向かっていたが、ある日その先で天使の少年(アーク)が倒れているのに気が付き、家に連れて帰る。「天使を介抱するなんて」という声もあったが、サエリや、彼女の母親はその時点にはもう「種族間での差別なんて知るか」という考えだったので、気にせずにいようと努めていた。
やがて、リレスやその祖父イオスに勧められて、アークと共に魔導学校へと進む事となる。
メモ帳
正確にはゼルフィルは半ラルウァの為、サエリと同列の種族ではない。