タグ: 山姥切国広
この本丸の部隊の長を務める山姥切国広と、天下五剣である三日月宗近は、とても仲が悪い。 山姥切国広は本丸が出来た直後から審神者と共に戦ってきた、いわゆる『初期刀』という立場だ。彼を慕い頼る刀は数知れず、恐らくこの本丸にいる… Read more »
修行に行く、と口にしたのは、兄弟が先だった。 「僕、明日から行く事になったよ」 「……そうか」 より強くなるための修行。安全ではないし、むしろ危険が常に付きまとう。 こうして俺に報告に来たのは、現在の近侍であると同時に、… Read more »
※みかんば要素あり 本丸に帰還した第一部隊が、門から姿を現した。 本日の第一部隊の面子は、燭台切光忠、陸奥守吉行、鶴丸国永、太郎太刀。そして隊長、山姥切国広。 それぞれ大小の怪我を負っているが、この本丸の手入れ部屋は二。… Read more »
月が綺麗な夜、だった。 誰かに呼び起こされるような感覚を覚えたかと思った直後、目の前には己の手が。 視界にひらりと舞ったのは、淡い色彩の何か。掴んでみよう、と思うと同時にその手は動き、ひょいと小さな何かを拾う。 まじまじ… Read more »