LunaCuore/アーク=ミカニス のバックアップ(No.6)


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概要

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過去

 アラナンの郊外にある小さな町で暮らしていたミカニス家は、裕福ではなかったが、それなりに平和な生活を送っていた。
 だがある日、突如として襲来した魔物ではない何かの侵攻により町は破壊され、人は殺戮された。ミカニス家も例外ではなく、子供達を守ろうとした両親は、魔物ではない何かの牙に倒れる。
 その目が三人の子供達に向いたその時、理性を失ったアーク(スウォア)は突然兄であるスウォア(アーク)の羽根を奪い取り、子供の身体の体力を使い切るまで魔法の力を増幅させ、魔物ではない何かを殲滅し、その場を飛び去った。アテもなく彷徨っていたが力尽き、倒れてしまった。そこがたまたまゼイルシティの門の前であり、父親へ手向ける花を持ってきていたサエリに拾われる。
 しかし目を覚ました時には、スウォア(アーク)は自分が何者であるか、自分は一体何をしていたのか全て忘れ、胸の奥底に渦巻く悲しみだけが、残っていた。サエリに名を問われ、何とか思い出そうとし出てきた名前を告げ、そして『スウォア』という少年は『アーク』として、記憶を失ったまま生きる事になったのだった。

御伽噺の時代

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