ロッカ のバックアップ(No.16)


人物

「へいへいお姉様」


本名:白銀六華(しろがね ろっか)
またはロッカ=シルバーフィールド

 
年齢:19歳
身長:182cm(※アホ毛は含まない)
誕生日:2月21日
一人称:俺
二人称:アンタ、キミ
※対セツカは名前呼び


 セツカの双子の兄。穏やかで聡明、幾分大人びた思考を持つ。怒らせると怖いタイプ。目つきの悪さのお陰で、誤解されることもある。
 若干空回りするきらいのある妹の隙を埋めるような思考をしつつ、危機が迫った場合は妹の安全を最優先にして行動する。とはいえ基本的には妹のことを信頼し、彼女がやると言うのなら、と従う方針。
 名前は雪の別名「六花」から。セツカが「雪花」のため、「花」を「華」に変えた。名字は「白銀世界」から。

容姿

 黒髪の短髪、深い青色の瞳。右耳の後ろの一房のみ編み込んでいるスタイルと、ヘアバンドでもみあげを残して髪をまとめるスタイルがある。特に後者は前後との変化が激しく、時にはどちらさま?と問われることもあるとかないとか。目付きは若干悪いと言われる程に鋭い。
 ワイシャツに黒のベスト、その更に上から丈が短めのフード付きジャケットを羽織る。ジャケットはフード以外はセツカのコートと同じ形をしており、背中の実家の紋章の印字も同じ。首元にはセツカ同様ループタイをつけており、実家の紋章が刻印され、タイブローチで留めている。
 腰に太めのベルト、更に細めのベルトが金具で繋がっている。
 幼少期はどちらかと言えば華奢で体も小さいほうではあったが、成長期を経てぐんぐん伸び、鍛えてもいるので細マッチョ気味。着痩せしているので脱ぐと驚かれるが、同時に左腕全体にある自然についたとは思えない傷を晒すことになり、セツカに怒られるので自分から脱ぐことはない。夏でも最低限長袖のワイシャツは着る。

詳細情報

共通

 セツカが姉だと言い張っているが、両親は既に他界しており、どちらが先に生まれたのかは本人たちは聞いておらず、真実を知る事はない。ロッカもわざわざことを荒げる必要はないと判断しており、妹の好きなようにさせている。
 服装については、全て共通でヘアバンド、ループタイを着けている。
 どの媒体でも、問題があるとすればロッカのほう。大抵は幼少期に実家のあれこれや、体質の問題にしようかと考えているが、媒体による。
 機械工学に長け、それ以外の分野でも高水準の成績を収められる知識を持つ。機械弄りが好きなため、没頭してうっかり徹夜をすることもある。

所持武器

 登場作品によって動力こそ異なるものの、いずれも複数の形態に変形し、異なる攻撃法を操る機巧武器『ハクマ』を持つ。
 普段の見た目は、短剣と呼べなくもない長さの剣。

現代絡み

シルバーフィールド(白銀)家

※仮の設定のため、変更する可能性があります。

 結論から言えば、『シルバーフィールド(白銀)家』という家は貴族の端くれではあったものの、とある出来事をきっかけにして没落したため既に存在せず、ふたりも自身のことを貴族だとは思っていない。
 シルバーフィールド家は元々社会的な地位は上のほうであり、表向きは社会貢献も行っているため、一見善良な家に見えたが、裏の世界では機械工学方面でとても顔が広く、過去の偉人や祖先がまとめた文献をもとに兵器開発や人体に機械を埋め込むことで人体強化を行ったり、生命エネルギーを利用して筋力を増幅させる技術などを研究していた。*1もちろん簡単には成功しないもので、研究のために人体実験を含む禁忌とされる非人道的実験をも日常的に行っていた。
 後継ぎとして研究の基礎知識だったり、ある意味では非人道的な洗脳と言える教育を受けてもなお純粋でいれたのは、ひとりではなくふたりだったから、そしてとある理解者がいたからである。
 ふたりが12歳になったある日、庭で遊んでいたセツカは脱走しようとした実験体と鉢合わせをしてしまう。彼は発狂しながらも助けを乞うが昏倒させられ、研究員たちに連れ戻された。後程召使いたちに「あの人はどうなったのか」と問うがその答えは返って来ず、漠然とした不安だけが彼女に残る。
 その不安は的中し、実の父親がロッカを利用して人体実験を行おうとしている事を彼女がひょんなことから知ってしまう。それからあれこれひと悶着あり(練っている途中)、結果的にシルバーフィールドの実家は没落し、両親の生死も定かではない状態となっていた。二人の持つ武器は埋め込む前に調整されていた武器の試作品で、拝借ののちに自分らの知識やとある理解者の協力で、エネルギー源や出力などを再調整したもの。


 過去の出来事について、彼自身は両親へ言いたい事もいろいろあったが、それはもう届かないし、記憶の一部がぼんやりとしているのもあって、考えたところでどうにもならないと吹っ切っているため、あまり固執してはいない。謎の壊滅を遂げた没落貴族と揶揄されることもあるが、それに関しては事実だし、と気にもしない。
 また、ロッカの左腕の傷はそれに関するものであり、セツカが良い顔をしないため平時は隠すようにしているが、本人は気にしないので、脱げと言われればあっさり脱ぐ。
 二人が実家と決別した現在でも名字を名乗り、紋章入りのコートやタイブローチをつけているのは、自分たちの家が犯した所業を忘れないため。


 『LunaCuore』ではオブシディアン家と同様闇の世界に顔が広い家であり、別の大陸(ディッセンブルグ)を本拠地とする。が、没落した後のため関わることはなく、話を振られれば王家やそれなりに名のある面々が反応する程度。ちなみに歴史はそんなに長くないが、『過去の偉人がまとめた文献』の中にはエアグルス大陸の御伽噺にもある《遺産》の製作者のものも含まれる。
 現代でも概ね似たような設定で、黎明町を守る曉家にとっては排除すべき敵と見なされていた。が、二人は既に実家と決別しており、優秀なエンジニアである曉晴天・日和に技術提供を行うなど協力する姿勢でもあるため、源三らには危険性はないと判断されている。


*1 イメージとしては、わとりのガイストみたいなのを装備者自身の生命エネルギーを用いて施行出来るようにする、といった技術。