オンライン・ワールド のバックアップ(No.9)


初めに

※妄想主は割と多くのオンゲを題材とした物語を読んでます。結構ごっちゃに要素が混ざってる予感。

あらすじ

『ごきげんよう、人の子らよ。この世界の居心地は気に入って貰えたかな?』
 目を覚ますと飛び込んで来たのは、現実世界から隔絶された世界。星辰と石神の住人達は、果たして無事に現実世界へと帰還を果たせるのか。
「ギベオンの言葉は、全て真実です。《星喰い》に倒されれば、貴方がたの意識はアバターごと、永遠にデータの海へと漂う事となります。《星喰い》と戦うのであれば、それ相応の覚悟が必要となる、と私は考えます」
 白い貴婦人は、AIだとは思えない意志の強さをその双眸に宿らせ、俺達に言った。
「貴方がたは――覚悟を武器に、戦う事が出来ますか?」

登場人物

コウ

 蒼井達が保護した、《ナビゲーター》である小さなハムスター、ソウを連れた以外の詳細は分からない、謎の少年。
 《浄化:再構築》の力を有しているが、意図したタイミングで行使する事は出来ない。また、使う時は青年の姿に変わる事が確認されている。

蒼井悠斗

 電脳世界に意識を閉じ込められた、現実世界で生きる少年。電脳世界の初のレイド戦でコウを救出してから、現実世界に戻る為の勢力の筆頭として動いている。

オーブ

 異世界という名の電脳世界を守る自立型AI。なくなってしまったマスターキーを探しながら、電脳世界の平和を守るパトローラー達の元締めを担う。
 ギベオンが電脳世界に引き込んだ人間をこちら側から洗脳する為に、邪魔な浄化プログラムを破壊しようとコントロールパネルエリアを襲ったところを阻止したが、戦乱の中でマスターキーは忽然と姿を消し、行方を探している。
 浄化の力は行使出来ないが、阻止時の誤作動によって電脳世界に引き込まれたセイバー達を協力者とし、その際に戦う為の力として彼らの持つ星宝石に力を吹き込んだ。

ギベオン

 オーブそっくりの姿を模してるくせに、彼女と真逆の過激な性格をしている男。こちら側から現実世界の人間を洗脳しようとしている、ネットウイルス化した自律型AI。元はオーブと対を成す、星喰い達の発生を抑える役目を担っていた。
 現実世界のうつろ病の根源。こいつを倒すのは必須だが、最終目標ではない。

設定

異世界=電脳世界

ゲームクリア条件

ゲーム敗北条件

マスター

マスターキーの存在

セイバー達

アバター=セイバーの体

 痛覚は微妙に痛いレベルでなくはない。が、致命傷を負うと現実世界の身体にフィードバックされて普通に死ぬ。このことはギベオンにより告知されているが、それが真実なのかは、電脳世界にいる者には分からない。
 アバターには大まかに職業(クラス)が割り振られている。大きく分けて、以下のように分類される。

守護石

星喰い

エンチャント

 ゲーム中なのでバフ・デバフの概念があり、その中でも歌う・演奏する事により一定時間の間アバター能力が向上・敵の能力が低下するなど、影響を受ける。これを《エンチャント》と呼称する。
 バンドメンバー他、音楽に秀でた者達が変身した上で演奏をすると、攻撃・防御等のバフが付与されるか、敵にデバフがかかる。かかるまで何がどうなるか分からないが、歌のジャンルによってある程度予測は出来る。(例:Jポップ→味方の身体能力向上、バラード→敵の身体能力低下、など)
 ただし、歌っている・演奏している最中は演奏しているセイバーは無防備なので、援護が必須。