LunaCuore/解説 のバックアップ(No.8)


このページについて

 当一次創作『LunaCuore』について、盛大にネタバレをかますページです。
 必ず本編読了後にこのページをご覧いただくようにお願いいたします。
 ……忠告はしたからね!

解説を書く事にした経緯

 自分の文章力が乏しく、書きたい事を表現しきれているか自信がなかった為。
 今現在も移行ついでに加筆修正していますが、いつまでたっても完璧だとは思えず……。
 その為スキットなども用意はしていますが、十何年分の情報量なので確実にどこかしら抜けていると思います。その欠けているものがここで書けていれば良いのですが。

 という訳で、最終確認です。
 序盤から盛大にネタバレをかまします。本編を読んでからスクロールしてください。

第0話~第25話まで

第0話

第4話

第7話

第10話、第11話

第14話

第21話

第22話

第23話

第24話

第25話

第26話~第話まで

第33話

第35話

第38話

第39話

第45話

第47話~第話まで

第62話

~エピローグまで

104話~エピローグ

まずお礼を。
途中就職などで更新の期間がめちゃくちゃあったとはいえ、長々と……十年も完結を待たせてしまいすみませんでした、と同時に、待ってくださりありがとうございました。
正直、何度も言ってますがここまで長くなるとは思ってもいませんでした。しかもこれでも割とはしょってます。ピォウドドームでのウィンタの材料調達の話とか、反国家周りとか。
この辺りは話自体は頭の中にはありますが、今後書き起こすかは不明です。書きたいんですけどね。

また、あまりに長過ぎてフラグとかも忘れてしまってるところもあるかと思います。そこはそこで、今後本にする過程で加筆しようかなと思います。自己満足です。

ここからネタバレありのあとがきだよ!
最終話まで読んでない方は回れ右してね!

104話·105話·106話が実質最終回の話です。

104話前の、キセラとゼルフィル撃破までクーザンを少しも出さなかったのは、ここまで終わらせなければ出してはいけないと自分で思っていたからです。逆に104話は、クーザンとユキナ、ソーレで終わらせたのも同じ理由。
ちょいちょい別の場面を挟むことが多い私ですが、この辺りだけは挟んではいけないと思っていました。何故かは知りません(

サンは幼少の頃に住んでいた村を襲撃され瀕死の重傷で虫の息、その時に通りすがったゼルフィル(ソーレ)に体を乗っ取られる、という事です。六歳位を想定していますが、流石にその歳では事態の把握もままなりませんし、ソーレが宿った時点で《月の力》の汚染は免れません。よって、物語中のサンはほぼ彼自身ではないと言えるのかも。一応、訛り言葉は彼自身のものですけど。
あ、ちなみにこの時のゼルフィルは今と変わりません。

そして制限を突破した105話では全力でオンパレードです。疲れました。全員に喋らせながら攻撃させるのはしんどい。
ラルウァ化したソーレのモチーフは蠍です。ラスボスよろしく凶悪ででっかいのだと思っていただければ大丈夫かと。
ここでひとつ本当に申し訳ないのが、ディアナのアミュレット……自分の中ではとっくに託されてた気がしてたのですが、書いてなかった……。これだからプロットもなしに書くのは止めろと(
こんな感じで十年も行き当たりばったりに書いてきました。最終的にサブレベルになるリニタ達やサマが一章で出てない辺りもそうですが、計画性のなさが露呈してますね!(

そして106話。ここは105話の最後で、ユキナが何と叫ぶかで運命が分かれるところです。
ユキナが全力でクーザンのやることを否定するか、しないかです。
本当はそっちも同時に公開したかったのですが、書けてません(爆

この時点で既に、クーザン達は御伽噺とは異なる運命の道を進んでいます。カイルはひとりだったから封印するしかなかったけど、ユキナが無事だし他のみんなも生きている。
だから御伽噺とは違う結果を歩むことが可能ではあるけれど、クーザンが仲間を大切に思うがゆえに一人で事に及ぶのであれば、御伽噺の再来です。とだけ言っておこう。
だから、ユキナの言葉が最重要なんですね。書いてて私は本当にどんだけ酷い事をさせればと(ry

とりあえずこんな感じで。

で、ここからはエピローグの話になりますが、始めに三年後の彼らの大体の様子をまとめておきましょう。

クーザン→魔導学校卒業。
セレウグ、ザナリアと共に見聞の旅に出る(ただし割と頻繁にトルンに帰ってくる)

ユキナ→魔導学校卒業。
マリノの店を手伝いながら、リルの家庭教師をしている。
妊娠済み。

リレス→魔導学校卒業。
レッドンと共にテトサント大学に進み、医学と治癒魔法の勉強中。
通学が楽なため、ホワイトタウンに帰った。

レッドン→魔導学校卒業。
リレスと共にテトサント大学に進む。ほぼ護衛目的。
流石に孤児院ではなく、大学寮生活。

アーク→魔導学校卒業。
スウォアと一緒にファイの家(ホワイトタウン)で過ごす。記憶は戻っていない。
ジャスティフォーカスの構成員になった。

サエリ→魔導学校卒業。
ミカニス家に厄介になり、共にジャスティフォーカス構成員として活躍中。

ホルセル→ジャスティフォーカス捜査課長。
スウォアを勧誘し、日々大陸の平和のために奔走中。

クロス→帰っては来てない。

リル→魔導学校入学、クーザンの家に下宿し日々勉強中。ユキナの子供が生まれるのが楽しみ。

ユーサ→終了二年後、死亡。

セレウグ→ザナリアと共に世界を回る。
子供?多分出来てる!

ギレルノ→剣士としてゲート勤務。
数カ月後に辞めて滝の家に引っ越す計画を立てている。

イオス→大学の客員教授を辞め、孤児院経営に勤しむ。ジャスティフォーカスの講師やるらしい。

シアン→孤児院の経営手伝い。
ユーサの忘れ形見妊娠中。

タスク→孤児院の経営手伝い。
体が弱くなっているのでこの後寝たきりになる。

ハヤト→ジャスティフォーカスの新人育成に回る。靱帯を損傷し暴れられなくなり、歩行補助の杖が必須。

ジャック→変わらず。
リニタに告白まがいの話をされて凹んでる(それ男の台詞的な意味で

リニタ→執事として共にとジャックに言うがそれ告白では。本人気が付いてない。

とまぁ、こんな感じです。
子世代に繋がるのがちょいちょいありますね!

一番に突っ込まれると思うので、先に言ってしまいましょう。
私の推しはユーサだというのはみなさんご存知かもしれません。だというのにユーサのこの扱い!と思われるかもしれませんが、いや普通に考えて意識的に800年生きてたらそらボロボロなるやろと思いまして。
もう休ませたいなという気分なんですよね。だからこうなりました。お疲れ様。
本当なら御伽噺の時代で彼の一生は終わるはずだったのに、呪いを受け、また20年前後生きることになったユーサですが、最期は子供達やシアン、タスク達に見守られながら逝ったはずです。だから、彼は凄惨な人生を歩んできましたが、多分満足な最期じゃないかなと思います。ちなみに死因は老衰です。もっとあれなことを言うと、この後一年もしないうちにタスクも後を追います(ほんとにあれ!

トップバッターのノウル一家は、ソルクから滝の家に引っ越す旨を語っています。つまり子世代はここからになるという盛大なネタバレ!!(
ユニコーン達も一緒に暮らすことを考えた上での選択ですね。いやぁ不便そうですね。
その準備として、ちょいちょいアイラに会いに行ってるようですよ。
召喚の力は失ったとありますが、具体的には書いていませんが、106話で黒髪の女性(=リツ)が彼の肩を叩いてリヴァイアサンを引っ張り出していた描写ありますよね。あの時点で失った感じです。

ジャスティフォーカス組(マイナスクロス)は、その後も元気に任務に駆り出されています。
ホルセルは事実上捜査課のトップ、ハヤトは戦線離脱、そこにミカニス兄弟とサエリが加わっています。つーかこれ今気が付いたけど、アークサエリリレスレッドン全員ホワイトタウン在住じゃねーかどんだけ仲良しだよ(無意識

次にリニタとジャックですね。
子供は子世代のエルストです。言っちゃいます。ただ、ジャックの希望で姫と執事の関係はそのままのようです。自分みたいな奴が王とか、大陸の奴等(特に反国家)が黙ってねぇだろ、という感じで。
反国家についてはついったで呟きましたが、ほんと消化不良ぎみになってしまって申し訳ないです。ただ、これ関係が解決するのは多分もっと……おっとまだ駄目だった。

えーと次は墓参りか。
ハヤト達ジャスティフォーカス所属組はアーリィとクレイの元へ、孤児院組はユーサの元へ。
キセラの遺言の通りの道を進むことを決めたイオス、引退し部下をしごく道を進むハヤト。このあたりはまぁ昔から決めてたことですね。
ここに関しては、言いたいことがほぼユーサに持ってかれた感があります……。また、既に名前を決めている発言がありますが、子世代の更新が待たれるところです(……書くのか?

次はサマの一人語りと思いきや。
相手は確実にお分かりいただけるかと思います、つか答え出てますね!
詰め込みきれなかった回答を吐き出させた感じですね。長々と台詞を吐いたのはここが初めてではなかろうか。

最後にブレイヴ家。
一章のほんと最初ぶりのマリノお母さんと一緒にユキナとリルが住んでいます。
リルが魔導学校へ進む事を決めたのは、いつぞやのエピソードで話したことがあるかと思います。最初は寮に住むと言っていたのですが、まぁそういうわけで、ブレイヴ家のお世話になりました。
ユキナもその辺りの勉強なら教えられるよー、ってことで、女三人で武器屋を守っています。
ちなみにギレルノは力を失いましたが、リルやセレウグなどは元来生まれ持ったもののためまだ使えるようです。流石にもう何年か経てば消えそうですが。

細かいところを語りましたが、大体こんな未来像になりました。
だいぶ突っ込みが入りそうな予感はしますが、私の中の彼らはこの結末を進んでいます。そして子世代へ。

最初にも書きましたが、これ程までの時間をかけましたがようやく終わりを迎えられて、内心ほっとしています。良かった平成のうちに終わらせられた。
最初物語の基礎を書いていたのは、中学校の授業中の大学ノートだと思うと、彼らとは本当に長い付き合いだと思います。具体的に言ったら年バレるから書かないけど、まぁうん、少なくともサイト開設からは長いよ(
当時からずっと付き合っていただけた読者さまはいらっしゃるのかは謎ですが、本当に長い間お待たせしてしまってすみませんでした。終わったよ!

これからは子世代をのんびりやりつつ、また星とかにも手を出せたら良いなと考えています。発表の場が変わるかもしれないですが、それはそれで。

最後に感謝を。
月のトップに飾る絵を描いてくれた隆夜零様、綺麗な絵をありがとうございました。原作は終わってしまいましたが、夢の更新正座して待ってます(おい

次に読者のみなさま。
十年間、お付き合いありがとうございました。
ちゃんと完結を迎えられたのも、読んでくださっていたみなさまのお陰です。

そして、クーザンを始めとした月の物語を彩ってくれたみんな、お疲れさまでした。

前世関連について

本編最初から記憶がある組

途中から記憶ある組

完全に記憶ない組