このページについて
当一次創作『LunaCuore』について、盛大にネタバレをかますページです。
必ず読了後にご覧いただくようにお願いいたします。
解説を書く事にした経緯
自分の文章力が乏しく、書きたい事を表現しきれているか自信がなかった為。
今現在も移行ついでに加筆修正していますが、いつまでたっても完璧だとは思えず……。
その為スキットなども用意はしていますが、十何年分の情報量なので確実にどこかしら抜けていると思います。その欠けているものがここで書けていれば良いのですが。
という訳で、最終確認です。
序盤から盛大にネタバレをかまします。本編を読んでからスクロールしてください。
第0話~第25話まで
第0話
- 多分読んだ通り把握されていると思いますが、カイル→クーザンと転生する過程?みたいなお話です。
- 当時の私は何を思ってこの流れを書いたのでしょう。さっぱり覚えていません。
第4話
- クーザンだけ時が止まらなかったのは、もちろんカイルの力を内に秘めていたから。と同時に、カイルがディアナを封印したという事は彼のそれは実はディアナよりも強く、跳ね返してしまったので。
- ホルセルの場合は、その頃はまだヴィエントが表にいないと力は隠れたままで、ホルセルとしての力しか表に現れていなかったので、時間凍結にかかってしまった、という解釈でお願いします。
第7話
- クーザンにぶつかったクロスが「似ていた」発言をしたのは、ホルセルから事前に聞いていた学生達の一人の特徴に似ていたのもあり、またクーザンが自身が知っていたカイルの姿に似ていたから。
- 敢えて何に似ていたのか書かなかったので、御陰で随分後半まで伏線としての印象は強かった。これのクロスサイドの話を書いてた気がしますが、それって移してきたっけな?
第10話、第11話
- 10、11話は元はギレルノ編の話が多く、本編で出せそうになかったサンやキャラクター達の救済策として書いていた。そのせいで後半駆け足。
- サンは本性がアレなのですが、たとえそうでなかったとしても子供ながらの恐ろしさっていうのがあるんだよって言いたかったんです多分。
第10話、第11話
- 度々ギレルノが自身を自虐するのは、過去の行いを悔いているから。罪人と認識している自分が人々に愛されるべきではない、と思ってるのかもしれない。
- その割には既に妻子持ちだったりしているから、軽く矛盾しているのだけども。
- クロスが湖にいたのは、リツが関係している。セクウィは世界の監視者の立場上神族(神ではないがそれに最も近しい者達の事)との関係が深く、特にリツとは良く相談事などを話していた。そんな彼女が住んでいた湖を思い出すと、良く考えがまとまるのだとか何とか。
- ちなみにそこで転んだのは、姿は変えれても目の性質までは変えられない為、足元が見えなかったのである。
第14話
- セレウグが何故アラナンの碑の前にいたのかというと、これは自分でもちょっとわからない(!?
- というのも、昔の設定では「ザナリアが時間移動の能力を持つ召喚獣を使い、セレウグをクーザン達が旅をしている時間に送った」とか訳の分からん設定を使っていた為。これで良いのかもしれないが、そうなるとザナリアがどのタイミングでリスカに体を奪われているのか疑問が生じるのであった。
- ちなみに昔の設定の場合、セレウグは三年分歳を取っておらずユーサと同じ年になっていたという今の名残(?)がある。そしてそのユーサがそこに居たのは、昔でなら「セレウグの気配を感じて」とか根拠のない理由。今は「神眼の気配とゼルフィルの気配を感じて」とあまり変わっていない(ただし神眼は通常時でも魔力の波が大きく、またゼルフィルにかけられていた呪いの力も合わさっているのならこれでも良いような気はする)
第21話
- 冒頭の新聞のくだりは、のちのクーザンとクロスの喧嘩に繋げるための奴ですね。当時書き忘れてたので、加筆した奴です。クーザンの前にクロスが読んでるのがミソ。
- 楽団見に行くぜ!って話なんですが、クロスの保護者振りだったりサエリのフォロー能力だったり、悪魔組が地味にキャラ付け濃くなっている。
- ジャスティフォーカスという組織に幼少からいたホルセルは、祭事には持ち前の好奇心が全力で働きます。目を離したら迷子になってます。
- セーレがクーザンに問いかけていますが、クーザン自身としては本当に都合が良いと心の底で思ってしまっています。自分の事を怪しんでいるのが二人ほどいるから、記憶ありだと質問攻めにされそうですしね。
- ユーサとイオスの話。
- イオスとしては、この時点で既にユーサを「息子」だと思っていますが、ユーサは最後のゼルフィル戦終了直後(いや、キセラに言い返すところ辺りでは若干緩和はしてるか)まで彼の事を「協力者」としか思っていません。酷い話ではありますが、あいつは本当に凄惨な過去を経ているので、異常なまでに警戒心が強いのです。
- 手紙はもちろん差出人:ゼルフィルで届け人:サン。
- リレスによるクロスのカウンセリング(違)。
- ここでリレスは孤児であり、叔父がイオスだという情報を開示しています。まぁ名字で血の繋がりは既に推測されていたはずなので、答え合わせですね。
- 彼女は本当に孤児である事をなんとも思っていません。確かに両親が死んだ事は悲しいけれど、叔父は良くしてくれるし、孤児院の子供達や友達がいるから寂しくないと思っています。
- この時のクロスの反応で「故郷が嫌い」なのではないかという疑問に確信を得、言及するに至ります。動揺自体は分かりやすいと思うんですが、リレスじゃないとこういう踏み込み方は出来ないと思うんですよね。鋼メンタルリレスちゃん、つよい。
- クーザンとホルセルで「尊敬する人物」について話をしていますが、クーザンは本心から父親の事は尊敬しています。無茶苦茶な人だけどその強さは本物だし、みんなからは慕われているし。
- ホルセルから父親の名前が出てきて、内心嬉しかったと思うんですよ。少し驚いてるけども。
- セレウグはクーザンと長い付き合いだし、正体を知っている上で、ホルセルのような人間ならお前が心配するような事態は起こらないよ、という意味合いの一人言です。
第22話
- ゼイル全体がシリアスまみれ(クロスの話と碑での騒動しかないからな!)。
- セレウグとリレスの関係ですね。幼少の頃、トルシアーナに旅行に行った時に迷っていたリレスが、犬に襲われてセレウグに助けられたってのが誰咎に……あれ公開してたっけ……?(
- セレウグの犬嫌いの始まりでもありますが、リレスが首を傾げていたのはその記憶が曖昧だったからという事ですね。あれ、なんか前にもこんな事あったぞ、って感じ。
- サエリの母、レイニィさんは足が悪い設定です。じゃあ一人で暮らせないじゃんと突っ込まれそうですが、隣近所で何かしら助けはあったと思います……。
- リレスは会った事があるとしていますが、ゼイル自体には初めてなので、多分別の国で会っています。
- 開かずの間(クロスの昔の家)の話ですが、ゼイルじゃ割と有名になっているようです。鍵の持ち主はクロスだけだし、壊そうにもまぁ色々と問題ありそうだし、結局放置されてる形だったのが、いよいよ片付けに踏み切られそうって事なんですけど。
- サエリに抱えられるあたりの話は、まぁ年頃ですし多少はね?
- この頃はあまり分かりませんが、他人と距離を置いていたクーザンだし、女子と手を繋ぐという事自体が耐性ないんですよ。そこに何でユキナが出てくるんだよ!とは言いませんでしたが。
- クロスは鍵は持って部屋を去っていたものの、特殊な造りになっているゼイルの住宅では、かつての自分の家が分からなかったようです。四歳ですしね。鍵は多分組織の人が持ってった。
- クロスの父親は純粋に事故死だと思われます。母親の方が問題で、父親に依存しまくってた故にその支えが突然いなくなり、耐えきれず精神崩壊し、我が子と認識出来なくなった結果クロスを手にかけようとした、という凄惨な話です。
- 後に判明しますが、クロスはこの時『セクウィ』として思い出し、自己防衛とはいえ母親を殺してしまっています。茫然自失としていたところにジャスティフォーカス構成員が、といった流れですね。瀕死の事態に陥ると自動的に戻っちゃうんですよ、防衛本能で。これは遺跡の下等生物が!!の時も一緒だ。
第23話
- 碑はあくまで大陸の住人達が、勝手に建てたもの。その際に、奉る対象である神官の話を参考にそういう詩、じゃないけど文字を掘ったという。
- なのであれは厳密には彼らの言葉じゃないし、本心ですらない。というのがユーサの怒りを買っています。なにも知らないくせにって奴です。
- 度々見られるユーサの人間離れした戦闘中の行動ですが、元となった(というか本人というか)トキワ自身がアサシンというか、暗部担当だったんですよね。ディアナについた理由は定かではありませんが、神官達の中では一番強かったのではなかろうか。参謀役としてのポジションはゼルフィルに持ってかれてますが。
- ユーサの銃は遺産であり、平常時は変哲のない黒光りする銃ですが、白くなると(フォルノを纏うと)ラルウァにダメージを与えられる白い弾を撃てるようになります。白くなると弾も装填する必要がなくなります。大雨が降っていますが、それも気にしません。
- ゼルフィルは半ラルウァなので人間相手にはそこまで怯える必要はありませんが、ドッペルゲンガー相手だとそうもいきません。普通に呪い(魔力制限とか)は効くし、どちらかと言えば中遠距離が得意なのでそれを封じられると手も足も出ず、文字通りサンドバッグに……いや流石に可哀想か。
- ユーサのドッペルゲンガーはかなりの時を生きているので、割と特別な個体です。猫又みたいな感じです(どんな感じだ)呪い自体はレイス族や黒魔術をかじっている人なら出来ますが、ドッペルゲンガーのはその非ではないレベルで強いものだったりします。ゼルフィルも呪える(というかセレウグが二回も犠牲に)のですが、魔力制限を喰らっていると自分では治せなかった模様。
第24話
- ユーサとの初共同戦線。白い銃を見て、セレウグを見付けた策略の碑で助けてくれた人物と同一だと判明したり、クーザンが「別の誰か」のような目をする辺りがメインですかね。
- ホルセルが認識してないはずのヴィエントの声を聞いてるのも割とポイントではあると思うんですけどね! ドッペルゲンガーが変身した龍に既視感も感じてるので、ホルセル周りでも何かと見落とせない感じです。
- ユーサが雨が嫌いな理由は、トキワの時につけられたソーレの焔の烙印により、水の要素と相性が悪くなったから。泳げない理由もこれ。代わりに焔とは強くなってます。その割には水属性の奴と平然と喋ってるけどね(セクウィとかね
- セレウグは「自分が嫌だから他人にもそれを求める」タイプの面倒な人です。エゴが強い。故に自己嫌悪のあまり、記憶を一時喪失しちゃったという話です。クーザンが騙してた事を咎めない理由は上で出てるから良いか(
- ジャスティフォーカス組は実は数年前にセレウグと会った事はあるのですが、ザルクダ達と旅をしていた頃と今のセレウグは全く別人レベルで違います。変われたのはザナリアやグローリーの尽力あってこそだし、ザルクダ達のお陰でもある。やさぐれまくってて、手負いの獣って感じの人でした。少なくとも今のようなヘタレ成分は皆無!
- ハヤトとの通信では、ウィンタの名前が上がってホルセルが驚いていますが、他のメンバーも(クロス以外)知りませんでした。ホルセルは読みそうにないので論外ですが、あの新聞の記事でウィンタの事を知っていたのは実はクロスだけです。あいつ我先に見て、記事抜いてます。だから冷静なんですね。
第25話
- 冒頭の親子は言わずもがな、クーザンとグローリー。
- 幼き頃の、多分まだトルシアーナではない別の場所で暮らしている頃です。結局グローリーさんが何者なのか大して書けてない気がするのですが、どこで吐き出すべきなのかよく分かりません(爆 一応決めてはありますが、まぁそこは追々語れる機会があればいいなと思います……。
- ユキナとスウォアの会話では、スウォアが敵の中で異端だという事が何となく伝わっていれば良いかと思います。
- やたらと彼女と接触しているスウォアですが、単にコミュ力強いのが奴なだk……嘘です、限りなく仲間寄りだって事を示したかったからです。かなり後で仲間になってくれる彼は、某所で滅茶苦茶汲み取られてますが、シャインの一味でありながら一番普通の人間に近い存在です。……っていう有り体な理由があれば良かったんですが、すみません。単純に後で仲間になるよっていうフラグです(暴露
- そして、ユキナがリスカ(ザナリア)とウィンタが敵の手に落ちてることを知るタイミングでもあるという。
- ユーサとドッペルの会話では、ユーサが何故他人を信用しないのか吐露する場面です。ここで既に人間じゃないと口にしていますが、ラルウァでもないから本当にどっち付かずなんですね。度々誰かが仲良さげにしている場面で複雑な顔をしている彼ですが、そんな奴でも信用してる奴がいるのを忘れんなよあほ!とドッペルに代弁して貰いました。これが最後のあの場面で生きる訳です。
- ドッペルは元々ザルクダの方が契約者なんですが、契約の時点で色々ユーサ(とタスク)も関わっていましてね。ちなみにトキワと会った事はありませんが、ユーサ=トキワだとは知ってます。何て言うか、ほっとけない弟(生きている年数的には息子かも?)なんでしょう。
第11話~第20話まで