#author("2021-07-09T17:01:40+09:00;2021-03-30T01:03:55+09:00","default:admin","admin") #contents ** あらすじ [#f6f2aa0e] 黎明町と、朔月町。これはそこに住まう三人の、普通でありたかった少年と、普通になれなかった少年と、普通を捨てた少女の話。 ** 登場人物 [#r93f8326] *** 紅地[曉家] [#t6ad1257] - [[曉日向>Star Light!/曉日向]](あかつき ひゅうが) -- 朔月第一高校の生徒。曉家の次男。 - 曉陽向(あかつき ひなた) -- 曉家の長男。 - 曉晴天(あかつき はるたか) - 曉日和(あかつき ひより) -- 陽向・日向の両親。共に優秀なエンジニアで、現在はイタリアに居を構える親族が行っている事業の手伝いのため、祖父に息子を預けて赴任中。たまに帰ってくると、息子たちに向かってのスキンシップが激しい。 - 曉源三(あかつき げんぞう) -- 日向の祖父であり、晴天と澄晴の父。気の良いおちゃめなおじいちゃんで日向を振り回したりもするが、曉家当主としての顔も持つ。 -- 妻は既に他界している。 ~ *** 曉家に連なる人物 [#v9bce8f1] - 黄昏勇人(たそがれ はやと) -- 日向の先輩。曉家に深く関わる者の子孫であり、今もその関係が続いている。 - 朔耶正護(さくや せいご) -- 日向の従兄で先輩。父親の朔耶澄晴(さくや すみはる)が曉晴天と兄弟であり、曉家お抱えの掃除屋をやっている。 -- 見た目が不良だが、面倒見の良い兄貴分。 - 白夜清一郎(びゃくや せいいちろう) -- 曉家に居候する青年で、陽向の親友。自宅が事件に巻き込まれて半壊してしまったため、暫く曉家に居候させてもらっている。曉家が『そういうもの』だとは知っている。 *** 警察組織特別部隊《蒼天》 [#de9f0274] - [[東雲飛鳥>Star Light!/東雲飛鳥]](しののめ あすか) -- 組織内で重要な地位にいる少女。 - 薄暮朱音 - 薄暮黒音 - 夜中章良 *** 警察組織関係者 [#z0332665] - [[宵口颯>Star Light!/宵口颯]](よいくち はやて) -- 警察署長を祖父に持つ少年。 - 宵口戒 - 宵口鞠絵 -- 颯の両親。 - 宵口嶺彌(よいくち れいや) -- 颯の祖父であり、警察署長在任。 *** その他 [#pba7e7df] - 明仄一七(あけほの かずな) -- 病院で日向と親しげに話していた女性。清一郎とは大学のサークル仲間。 ** 世界観 [#i35226da] *** 地理 [#re964fff] 『黎明』と『朔月』は、隣り合わせている町の名前。主にこのふたつの町内の話です。 朔月は坂が多く、住宅街が中心の街(広島の尾道のようなイメージ)。旧き良き、といった住宅が多く、曉家を始めとした人々は、比較的起伏の少ない土地を先祖代々受け継いでいる。坂を利用した農業なども盛んで、大抵の家は自宅栽培を行っている。 黎明は都会で、商業施設等が密集している地域。警察署本部が存在し、治安は程々に良い。旗本の一部隊が貢献し発展してきた街で、朔月と比べると閉塞的で、便利ではあるがあまり居心地の良い街とは言えない。 *** 紅地 [#dc840d42] 組織の一つ。読みはテラロッサ。常人とは異なる世界で生きる者たちだが、完全悪ではない。 本来なら警察が請け負うべき事件の収拾に駆けつける事から、町の人間から一目置かれている、いわゆる自警団のようなもの。頭領は二世代交代制の為、日向の父親ではなく祖父の曉源三。次期当主は順当に行けば兄の陽向なのだが……。 祖先は元々侠客の一族であり、弱きを守り強きを滅するという家訓の許、時には手段を選ばずに暗躍していたという。刀を始めとする武器狩で家宝である《紅》を奪われるのを逃れ、現在は家の何処かに隠されているらしい。 表の顔は、源三が趣味で始めた建築業『紅地建設』を営んでいる。 *** 蒼天 [#n0f851bd] 組織の一つ。読みはそのまま。 警察庁に所属する特別部隊の別称。主に通常の警察で対応出来ない暗部の活動を行う。 特に町に蔓延る害悪な者達には容赦がなく、そういった者を排除しようと言う動きがある。紅地の人間は『手段を選ばない人間』だとして受け入れず、自分たちの意にそぐわないため、敵対関係にある。 署長は宵口嶺彌。前身は旗本の一部隊。署長の更に上に役職が存在するが、今のところ不明。 ** 固有名称 [#b6c9c394] *** 光(名称変更予定) [#u72fbbca] 武器の事。全てをそう示すのではなく、妖刀のように、通常なら考えられない力を宿しているものを指す。 そもそも銃刀法違反の規準が厳しくなった今、正式な理由で武器を所有している者は少ない。ただ、警察に属さない者でも隠し持っているケースは少なくなく、警察が取締に手を焼いている。 一応、それ以外でも持ち主の詳細な説明や正当な理由により所持を許されている者達がいる。希少価値は高く、遥か昔に武器狩が行われたのは、帯刀権を百姓から奪い兵農分離を目的とされていたが、実際には武器の中に紛れて存在する光を大名が支配しようとした為である。 その正体は、数多の魑魅魍魎が姿を変えた武器であり、特殊な力とは人間の手に負えぬ力が溢れ出したもの。それを公使することが出来る人間のみが所持を許されており、通常時は厳密に保管することを義務付けられている。 また、何の変哲もない武器と光の区別は全くつかない。 *** 公立朔月第一高校 [#b3064246] 付近の住人は『朔一』と呼ぶことも。 制服は男子が学ラン、女子がセーラー。 卒業後に就職する者が多く、専門学科が後述の大学付属黎明高校よりも豊富。男女共学であり、比率は男のほうが多い。学食のおばちゃんや清掃のおっちゃんが近所の知り合い、というくらいには地域に根付いている。学食が美味いとは日向談。 治安が悪いと噂があるが、あくまで噂であり真相は不明。 *** 大学附属黎明高校 [#b0b7be79] 制服は男子がブレザーor学ラン、女子がセーラーorブレザーの選択制。 前述の朔月第一よりは後につくられた高校だが、進学に対して熱が入れられており、そのまま公立黎明総合大学へ進学する者が大半。校風や学生が比較的清楚で近代的なため、昔から住んでいる人々からは『お坊っちゃま/お嬢様学校』と揶揄されることも多い。 *** 公立黎明総合大学 [#r44b4f93] 単位制の大学。様々な分野の教育や研究が行われており、多方面からの学生が多い。サークル活動も活発。 ** 他何かいろいろ [#ye65c0e6]