ナツヤ のバックアップ(No.29)


 

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人物

「やれやれ、こちらの手間も考えて欲しいのだけど」
「葬り去られる覚悟は出来たかな?」
 
本名:梶夏冶(かじ なつや)*1
   またはナツヤ=シュミート
 
年齢:24歳くらい
身長:178cm
誕生日:9月28日
一人称:僕(たまに俺)
二人称:君
 
 シルバーフィールド家の元執事兼、双子のお目付け役。ロッカとセツカを幼少の頃から知る唯一の人物であり、その繋がりで現在でも二人と連絡を取り合う。趣味は読書と称して設計図や論文を読むこと。
 ロッカ同様穏やかな性格だが彼よりは厳しいところもあり、時折冷淡で無慈悲にも感じられたり、浮世離れしたような言動をすることがある。また、何かとはぐらかして反応を楽しむフシがあり、一部の友人からは思考が読みにくい曲者だとか、妙なところで頑固だとか割と散々な評価をされているが、気にしている素振りはないどころかその言った本人にそっくりそのまま言い返す強レスバ者

容姿

 赤みの強い茶の短髪、緋色と橙が混ざったような色の瞳。ハイライトはなく、他の人物と比べると明らかに異質なもの。黒縁の眼鏡をかけているが伊達眼鏡であり、視力は凄まじく良い。
 インナーは黒のノースリーブハイネック、上に長袖のジャケットを羽織っている。作業時にはジャケットを脱いで右腰に巻きつける。どう見てもインテリにしか見えないのに意外にも体つきはしっかりしており、ロッカと同等かそれ以上。
 笑みがデフォルトではあるが、ロッカが人の良い和やかな笑みな反面、こちらは胡散臭いあまり良い印象を抱かせるものではないため、喧嘩を売っている、馬鹿にされていると取られがち。そんな意図は全くないのだけど、と首を傾げるも反論することはせず、突っかかってくるものなら返り討ち、去るのであればさもありなん、といった対応を取る。

詳細情報

共通

 双子にとっては「気が付いたら執事として良くしてくれていた知り合いの兄ちゃん」といった認識であり、明確に何者なのかは知らないが、唯一の理解者でもある。ロッカに限ってはどこか一歩離れた位置から接していることもあり、セツカよりも彼について知っている模様。
 「腐っても貴族である」シルバーフィールド家の執事として働いていた、という事実だけでも只者ではない家柄なうえ、異常なまでに博識でもあるため、かなり歳を取っていると推察されるが、その詳細については当人によりはぐらかされている。一応、外見上は二十歳中頃。
 双子同様機械工学を得意分野としているが、それは元々武器鍛造を得意としており、新しい分野を習得することにより新たな閃きを得るためとしている。それ以外の知識も貪欲に追い求めるため、毎回持っている本が異なる。
 頭の回転が異常に速く、核心を突かれるような質問をされてものらりくらりと躱し、大体「嘘は吐いていない」レベルの発言で別の話題に持って行くのが上手い。また緊急事態に遭遇しても余裕を崩すことはなく、笑顔の裏でえげつないことを考えていることも。慌てるところを双子でも見たことがない。

星惑

 大学の医学生。双子と一緒に住んでいる、実質保護者。
 蒼葉とは腐れ縁の友人だが、「キュー君」と変な呼び方をしたり、面白がっている風な態度を取ることから、若干ウザがられている。……のだが、それをわかっている上で構いに行っている、図太い性格の持ち主である。
 良く染めているのかと問われているが、面倒なのか答えるたびに変わっている(本当は地毛)。日向は赤みがかかっているだけでレッドブラウンに近い髪色だが、夏冶はともすれば赤髪とも言える色合いのため、現代の世界においては珍しい髪色と言える。
 割と付き合いは良いため、双子とゲームに興じることも多い。ちなみに人並みに上手い。

所持武器

 基本的に戦闘をすることはないが、いざ戦うとなった時、ナツヤは炎の力により武器を生成し、数十本のそれを自在に操ることが出来る。手を使わずに圧倒させるその光景に、大抵の相手は逃げ出すとのこと。実は忍ぶ気ないだろお前
 大抵の武器は遠近問わず扱える素質を持つが、蒼葉同様特定のものは持たず、必要とあれば炎で生成する。主に使用するのは鎚。しかし、そういった武器を使わずとも戦えるため、余程追い詰められない限り見ることはない。

関連人物

ネタバレ含む情報


*1 「かや」読みのほうが正しいようだが、読めなくもないから良いかなって。(謎理論)
*2 『Lunacuore』では髪の色はウィンタと同様の海色だが、あれは彼の化身そのものではない。
*3 とは言っているが、本人は機械工学や武器鍛造について貪欲に知識を求めているので、その目的もあった。