三首の龍、あるいは大蛇。巨大な身体を、広大な深海に隠して存在している。
《大いなる存在》に生み出された、海洋を司る三柱の神の一体。三柱の中でも《月の力》に対する影響が顕著で、しかも受け止める包含力も桁違いに高い。その反面、他のニ柱とは異なり人の姿では《月の力》を自己のみに留めておけないため、唯一人とはならずに原型の姿で存在している。
しかし、それであっても《月の力》による暴走が頻発し、《大いなる存在》の神託により、リヴァイアサンの眷属である一族から選ばれた女性に自らの力の一端を預け*1、暴走してしまった際に鎮められる力を授けた。
知能はあるが、リツレントや二神以外の者とは話せない。