好感度:ホルセルとクロス3
ホルセル、クロス
- ホルセル
- クロス。もしかして、お前がオレと一緒にジャスティフォーカスに入ったのは……
- クロス
- ああ。お前と、お前の中にいる『ヴィエント』の監視の為だ。……最初は、な
- ホルセル
- 『最初は』?
- クロス
- 俺は監視のつもりだというのに、お前やアーリィさん達と来たら、まるで本当の家族みたいに俺を巻き込んでいただろう。ハヤトさんですらな。お陰で俺は監視という目的を忘れ、たまに本当は、自分は人間なのではないかと錯覚する事すらあった。すっかりヒトに毒されてしまったぞ、どうしてくれるんだ
- ホルセル
- どうしてくれるって言われても! アーリィさん達はともかく、オレは別にそんなつもりは
- クロス
- 分かっている、馬鹿者。……別に、嫌だとも言っていないだろう
- ホルセル
- あ。……へへ
- クロス
- 何を笑っている
- ホルセル
- いや、こっちの話。――クロス、オレをいろんな事から助けてくれてありがとう。そして、これからもよろしくな。相棒
- クロス
- ! ……仕方ないな。引き受けてやろう、相棒