好感度:クーザンとサエリ2
クーザン、サエリ
- サエリ
- ったく、小さいプライドなんてさっさと捨ててくれればこんな時間使うこともなかったのに
- クーザン
- 小さくない!! 全然小さくない!!
- サエリ
- 小さいわよ、たかが手を繋ぐくらいで。別に襲ったりなんてしないし、アンタを上空で手放した所でアタシに何の得もないわよ。それをぐだぐだぐだぐだ理由つけて回避しようとする事の、どこが小さくないプライドな訳?
- クーザン
- あのな、女にはそう思われても仕方ないのかもしれないけど! 男には許せないもんなんだよ!! それに、女に軽々運ばれて嬉しい男がいるか!!
- サエリ
- くだらない
- クーザン
- ああいいよもう!! 俺が悪かったよ!!!
- サエリ
- で?
- クーザン
- は?
- サエリ
- 本当のところ、アタシと手を繋ぎたくなかっただけなんじゃないの~? 手を繋ぐってのは、好きな女の子とだけにしたいとか
- クーザン
- んなアホな事思ってねぇし
- サエリ
- あらそう。アタシはてっきり……ふぅーん
- クーザン
- おい、その間は何だ。何を言おうとした
- サエリ
- べーつにぃ? 見た目に違わずウブなのねぇ
- クーザン
- 絶対変な事考えただろ!? 違うっつの!!