ストーリー:幸福の呪い
セレウグ、ギレルノ
- セレウグ
- 家に一回帰ったんだって? どうだった?
- ギレルノ
- 自分の意思ではなかったがな。……元気そうで、安心した
- セレウグ
- はは、そいつは良かった! やっぱ家族はちゃんと会って安心させてやらなきゃな
- ギレルノ
- ……勝率の低い戦いに挑む前だ。会えば、余計な感情で油断するかもしれない。俺はこれで、何が何でも家族の下に帰らなければと言う思念に囚われる事になったぞ?
- セレウグ
- それは足枷じゃねぇよ。どんな薬よりも、どんな応援よりも、どんな魔法よりも効果的な、呪いだろ?
- ギレルノ
- ……ああ、そうだな。そういうお前は、誰にも会わなくて良いのか? ジェダイドの母親には、世話になっていたんだろう
- セレウグ
- んー、オレから行こうと言うつもりはないかな。クーザン次第
- ギレルノ
- 後悔はしないのか?
- セレウグ
- 実の息子でもないのに、本物の息子より早く会いたいって言うのはどうかなと
- ギレルノ
- ……それもそうだな